そして誰もいなくなった……  “幽霊”スーパーに残された客

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(OVO オーヴォより)

7月14日は、フランスの革命記念日。パリのシャンゼリゼでは恒例の軍事パレードが行われ、各地で花火やパーティーなど夜遅くまでのお祭り騒ぎ。そんな特別な日だから、かなり特別な“事件”が起きた。フランス最北部のノール県で、多くの人が、誰も店員がいない“幽霊スーパー”で買い物をしていたことが分かったのだ。

パリジャン紙などによると、このスーパーの名前はSimply Market。客たちがのんびり買い物をし、カートをいっぱいにしてレジにたどりついたところ、レジに店員はおらず、しばらく待っても誰も戻ってこなかったという。不思議に思った客が店中を探したが、店側のスタッフは誰一人いなかった。そしてついに客の一人が警察に連絡。警察が店長を探して連絡をとり事情が明らかになった。

普段は午後8時まで開いているこのスーパー、当日は革命記念日で、午後1時に閉店予定だった。それを知らない客たちが来店して、のんびり買い物をしていたわけだが、レジ係も、他の店員も、買い物中の客を置き去りにし、電気を消して店を閉めることすら忘れて“退社”。客が取り残された、というのが顛末だ。地元警察は「それでも商品を盗られるなどの損害は一つもなかった」と発表しているが、買い物中の客たちを残し、店を閉めるのも忘れて、店員全員が退店できたことの方がすごいような……。さすが革命記念日 !?

Le Parisien

http://www.leparisien.fr/nord-pas-de-calais/nord-ils-font-leurs-courses-dans-un-supermarche-fantome-14-07-2015-4944329.php#xtor=AD-1481423552

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