(OVO オーヴォより)

社会貢献に対する意識は、3.11東日本大震災以降、日本でも高まっている。凸版印刷が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」が、全国の既婚女性800人に社会貢献活動に対する興味を聞いたところ、63.5%が「興味がある」と回答した。しかし、実際にこれまで社会貢献活動に参加したことがあると回答した主婦は26.5%と約4人に1人。さらに、参加経験のない主婦の約9割が「参加の仕方が分からない」と回答していることが判明した。加えて、主婦が最も貢献したいカテゴリーは「出産・育児・子育て」という回答も得られたという。一方、調査では子持ち主婦の約9割が、出産・育児・子育てをする中で誰かの助けを借りたいと思った経験があると回答。社会貢献したい主婦と、助けを借りたい主婦の存在が明らかになった。
社会貢献に参加しやすいサービスやプロジェクトは増えつつあるが、スマートフォンを活用したアプリによる子育て支援の取り組みがいま盛んだ。主婦を応援する「Shufoo!」でも、ソーシャルグッドプラットフォーム「gooddo(グッドゥー)」と連携し、社会貢献したい主婦と助けを借りたい主婦の両方を応援するプロジェクトを行っている。
具体的には、無料の電子チラシサービス「Shufoo!」でスーパーやホームセンターなどのお買い物情報を閲覧して貯まった「シュフーポイント」50ポイントを、出産・育児・子育てに関わる団体への支援金に充てることができるというもの。7月29日(水)までは、NPO法人「フローレンス」と「ぱぱとままになるまえに」の両団体を支援することができる。また、「シュフーチラシアプリ」をダウンロードすることで、「gooddo」内の出産・育児・子育てに関わる約100団体への活動支援も可能だ。
誰かの助けが必要とされているのは災害の時だけではない。助けを求めている人がいれば、それに救いの手をさしのべるのも立派な社会貢献だ。危機的状況にある少子化問題に対処するうえでも、身近な出産・育児・子育て支援から始めてみるのもいいかもしれない。まずはスマホのアプリで「小さなことからコツコツと」だ。
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