JTBが提唱する「旅と挙式」旗艦店が新宿にオープン

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(OVO オーヴォより)

 JTBグループのJTB首都圏が展開するブライダル専門店「ウェディングプラザ新宿本店」のオープン発表会が7月1日、東京・新宿で行われた。

 7月2日にオープンする同店はJTBにとって青山、銀座、横浜に続き首都圏4店舗目となる“ウェディングと旅行”の専門店。同社は2006年からブライダル専門店を展開しており、このたび「ウェディングプラザ新宿」から機能を拡充し、新宿本店としてグランドオープンした。

 白を基調とした落ち着いた店内にはベビーカーにも対応した広めの個室ブースが整えられており、各種セミナーを行うスペースもある。リゾートウェディングのイメージがより膨らむディスプレイが要所に置かれ、社内検定で認定されたウェディングコンサルタントが国内と海外の挙式と旅をサポートする。

 ハワイやグアムなど、海外で行われるいわゆるリゾート挙式の市場は年間約3万件と安定した需要があるという。近年は、単に海外での挙式という憧れのイメージから、よりこだわりを求める傾向があり、同社は「人と人の絆を深める挙式と旅」をコンセプトに、旅行業界で幅広いノウハウを持つ強みを活かし、“アニバーサリー(記念日)”に注目した「JTBアニバーサリーウェディング」を展開する。

 提案する「ファミリーウェディング」や「マタニティウェディング」、「こどもとウェディング」というテーマについて、キーワードとなるのが「バウ・リニューアル」。“新たな誓い”という意味を持ち、すでに結婚している夫婦が再び愛を誓い合うというセレモニーを指す。同社は「アニバーサリーウェディングは人と人の絆を深める旅。幸せの節目を挙式と旅行を通して実現したい」と、呼びかけた。

 第一弾のパッケージとして「ファミリーウェディング Luxury in ハワイ島」が発売される。ハワイ島のマウナラニ・ベイ・ホテルの鮮やかな海の前で、1日1組限定で行われるセレモニーは旅行会社初ということ。慣れない海外での挙式への不安や、マタニティの夫婦のために独自の基準をもうけ、現地医療機関や日本人スタッフによるアテンドなど、トータルでサポートする。

 また、9月上旬には「京都和婚」として、京都への挙式と旅行のパッケージを発売する予定。年々高まる和装での挙式の需要に応え、こちらは世界遺産である上賀茂神社での昼と夕方の挙式、料亭やホテルでの食事、京都の観光という挙式プランを提供する。

 今後も箱根でのウェディングプランや定番の沖縄での挙式プランなどさまざまな提案を行っていくというJTB。同社はリゾートウェディング市場の現在のシェア30%を50%に引き上げることを目標に「多様性のあるウェディングを発信していきたい」と決意を表明して会を締めくくった。

<関連リンク>
JTBウェディングプラザ 新宿本店

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