日本初上陸!ミラノとんこつ  逆輸入ラーメン

この「記事」が気に入ったらみんなにシェアしよう!

みんなにシェアしよう!

(OVO オーヴォより)

ミラノとんこつラーメン

 パリのオペラ、と聞いてガルニエのオペラ座を思い浮かべる人は“正当派”。ラーメンを思い浮かべる人は“通”だ。今やランチタイムにフランス人が列をなすラーメン店。ベルギー・ブリュッセルにも「欧州一」とうわさされるラーメン店は、開店前から長蛇の列だ。2014年、リクルートが日本に訪れた外国人に行ったアンケートで「実際に食べた日本食で美味しかったもの」でラーメンは堂々の1位(32%)。2位の刺身(22%)に10%の差をつけ、世界で最も注目を集める日本食になっている。

 そこで、同じ麺文化のパスタ王国イタリア・ミラノに本店を構える「CASA RAMEN」が「CASA LUCA」として日本へ初上陸、新横浜ラーメン博物館に5月29日オープンする。イタリアは「マンマの味が世界一」と考える国民性、他の国の食文化を受け付けにくい傾向がある中で、「CASA RAMEN」は地元の人々に受け入れられ、人気を博している。

 店主ルカ・カタルファモさん(38歳)はイタリア・ミラノ生まれ。世界各国で料理の修業をしていた頃、ニューヨーク「一風堂」でラーメンと出会い衝撃を受けたという。その後、ロンドンのうどん店でダシの勉強をし、ラーメン店を開業することを決意。日本に渡り1ヶ月間、毎日3食以上のラーメンを食べ続け、自分が作りたいラーメンのイメージを固め2013年9月、ミラノに「CASA RAMEN」をオープン。一切の宣伝もなく口コミだけで人気店となり、今ではお店がオープンする30分前から人が並び始める程の人気なのだ。

 ラーメン博物館は、海外で独自に誕生し、地元で支持を得ているラーメン店を逆輸入するという試みを続けており、すでにアメリカ、ドイツのラーメン店が出店している。今度はミラネーゼのラーメンを試さねば。

この「記事」が気に入ったら
みんなにシェアしよう!

MATOME