（Ｊタウンネットより）
さいたま市大宮区には「盆栽町」という一風変わった町がある。東京都の盆栽業者が関東大震災を機に移り住んで形成された地区で、世界に名だたる盆栽の聖地として海外の盆栽マニアにも知られている。盆栽園や大宮盆栽美術館には国内外から愛好家が多く訪れる。
1997年には国土交通省選定の都市景観100選を受賞、埼玉屈指の高級住宅地でもある。
大宮アルディージャとのコラボ版も
大宮を盆栽の町として売り出すべく、2011年5月に誕生したご当地サイダーが「盆栽だー！！」だ。アントニオ猪木さんのかけ声を思わせる、元気のいいネーミングに思わず手が伸びる。350ミリリットルで価格は200円（税別）。
2013年4月には地元J1チーム「大宮アルディージャ」とのコラボバージョンも発売された。ラベルはアルディージャのユニフォームと同じオレンジ色で、「大宮共闘」の文字があしらわれている。
ご当地サイダー「盆栽だー！！」（写真は編集部撮影）
公式ウェブサイトには「盆栽の松の葉をイメージしたチクチクするような炭酸強めで甘さ控えめ、すっきりした大人の味」と紹介されている。
筆者が飲んだ限りでは炭酸は通常のサイダーを上回る勢いだったものの、甘さは標準レベル。
もちろん甘いのが悪いということはなく、果実や酒などを割り、お好みのカクテルを作るのに向いていると感じた。
シンプルな分原料にはこだわっているようで、国産天然炭酸水を10％使用している。
大宮共闘ラベルが発売された当時、7995本の限定発売というふれこみだったが、2014年8月下旬でも「埼玉県物産観光館そぴあ」（大宮区）で購入することができた。盆栽だー！！公式サイトには販売店一覧が載っている。一部コンビニや駅ナカなどで取り扱っているが、在庫切れの可能性もあるので店に出向く前に電話確認した方がよさそうだ。
ちなみに7995本は地元のFM放送局NACK５に引っかけている。
