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季節によるエネルギー消費量、冬が夏の約2倍/旭化成ホームズ調査

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年間エネルギー消費量平均(電力・ガス・水道)

年間エネルギー消費量平均(電力・ガス・水道)

旭化成ホームズ(株)はこのほど、同社会員制のウェブサイト「Eco ゾウさん Club」の10年間の活動をまとめた報告書を作成した。

同ウェブサイトは、2002年12月から公開しているもので、現在の会員数は約3,600組。会員は、電気・ガス・水道・灯油の使用量などを毎月入力することで、自身のエネルギー使用状況やCO2排出状況など多数の指標をグラフ化、前年との比較や会員内のランキング等を確認できるというコンテンツの利用が可能となる。

それによると、会員全体の年間エネルギー消費量平均は10年で徐々に減少しており、エネルギー白書による全国平均値よりも消費量が少ないことが分かった。また、冬は電気・ガス・灯油のエネルギー消費量が夏の約2倍となっていたことが明らかに。夏は暑ければ窓を開けたり扇風機を回したりする人が多いのに対し、冬は約8割が最初に何かしらの暖房器具に頼るといった生活行動の違いにも着目している。

会員の省エネルギーへの取り組みについては、本人だけでなく子供も5割程度が取り組んでおり、「家族のコミュニケーションや環境教育の一端が担えている」とした。また、同活動について、会員の7割以上が「エネルギー削減に効果がある」と回答し、7割以上が「ランキングが省エネ活動の励みになる」と答え、同活動が省エネ継続のカギとなっていることが分かった。

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