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健康や防災、コミュニティテーマにハイブリッド住宅のコンセプトモデル/ミサワホーム

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「HYBRID Advance Design Model」外観

ミサワホーム(株)は、健康や防災、快適など次世代住宅に必要な要素を盛り込んだコンセプトモデル「HYBRID Advance Design Model(ハイブリッド アドバンスデザインモデル)」をミサワパーク東京(東京都杉並区)内に建設。25日、報道陣に公開した。

「HYBRID Advance Design Model」は、同社の鉄骨系ハイブリッド住宅をベースに、今後の社会に対応する住まいのあり方として、「ツナガリ」「ソナワリ」「スコヤカ」「イゴコチ」「ヨリソイ」をデザイン要素に盛り込み、それらを実現するためのハードソフトを提案した。

2階を約2.2mオーバーハングさせ、深い軒下空間を確保。外部とのコミュニケーションを意識した。家族や友人、地域との気軽な交流スペースとして、1階にコミュニケーションポーチも設置した。

日常の安全・安心を確保するための工夫として、複数のモニター映像をつないで、家全体を上部から見渡せる「アラウンドモニターセキュリティ」などを備える。また、災害への備えとして、震度モニターや水害対策のゲリラガード、水の浄化システム、地下備蓄庫なども設けた。

寝室横にヨガやストレッチが可能なスペースを提案するなど、質の高い睡眠をサポート。消費カロリーや体重、血圧などの数値を管理できるウェブサービス「カラダログ」を取り入れるなど、日常的な健康管理の提案をしていく。

また、建物外部には自然素材が原料のニューセラミック外壁や天然石調の外壁、木製の軒天材、内部には天然木を使用したフローリングや珪藻土クロスを使用するなど、心地良い暮らしを提案する。

外観は、東西南北の4面ともシンメトリー設計とし、オーバーハング部分の連続窓を中心とした水平ラインを強調するなど、シンプルで長く愛されるデザインを提案。また、スケルトンインフィル設計とすることで、将来のライフステージの変化に柔軟に対応、ユニット住宅の長所をいかし、減築や移築の可能性も追求した。

コンセプト住宅に導入した各種設備の一部は、順次商品化を進めていくほか、これからの住まいづくりの考え方として、フィードバックしていく。

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