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MM21の造船ドック跡地に「シェアスペース」プレオープン/リビタ

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リノベーションの舞台となった造船ドック跡地「ドックヤードガーデン」。国重要文化財にも指定されている

ワークラウンジ。席は先着順で自由に着席可能。利用は月額9,000円からのほか、1時間500円から当日利用も可能

部室の一室。19日はキックオフイベントで横浜市内で活動する団体等が暫定で入った

「BUKATSUDO」のレイアウト図

(株)リビタは19日、横浜市のランドマークタワーにある造船ドック跡地「ドックヤードガーデン」(横浜市西区)の一部をリノベーションして設立したシェアスペース「BUKATSUDO」(ぶかつどう)を報道陣に公開した。

これまで横浜市と(公財)横浜市芸術文化振興財団、同地の保有者である三菱地所(株)が、みなとみらい21地区(MM21)にて公民連携の活動拠点の創出等を進めてきた中で、ドッグヤードガーデンの活用事業運営団体を公募。リビタが選定され、事業化したもの。

「大人の部活が生まれる、これからの街のシェアスペース」がコンセプト。日常を豊かにする趣味の活動やまちを豊かに変える活動(部活)が生まれる活動拠点を目指す。
同社が大型シェアハウス運営などを通じて培ってきたコミュニティ醸成の企画力や運営ノウハウを活かし、コンテンツディレクションやデザイン各社とともに企画・プロデュース・運営を担っていく。

場所はみなとみらい線「みなとみらい」駅徒歩3分に位置する、ドッグヤードガーデン地下1階の1区画(817平方メートル)。
会員制の「ワークラウンジ」「BUSHITSU」(部室)、誰でも出入りが可能な「コーヒースタンド」、レンタルスペースの「シェアキッチン」「ミーティングルーム」「アトリエ」などからなる。
営業時間は平日が7:00〜23:00、土日祝日が10:00〜22:00。

同社常務取締役の内山博文氏は、「同地で生まれたコミュニティや部活動を周辺エリアに波及させて遊休不動産の活用につなげる、築かれた地域活性化のノウハウを地方へ提供するなど、同地のみならずさまざまな活動に発展させていきたい。当社は創業10年目を迎えたが、ハードのバリューアップのみならず、ソフト面を含め価値を転換させる新たなリノベーションを同事業をきっかけに提案していく」と述べた。

6月25日にプレオープンし、会員制のワークラウンジとレンタルスペースの貸し出し、コーヒースタンドの営業を開始。講座やトークイベント等も順次開催し、利用者を募っていく。10月にグランドオープン予定で、「BUSHITSU」の貸し出しも開始する。

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