東京都は5日、2014年4月の住宅着工統計を発表した。
同月の都内新設住宅着工戸数は1万546戸(前年同月比10.7%減)と大きく減り、3ヵ月連続の減少となった。
利用関係別では、持家1,451戸(同11.7%減)で3ヵ月連続の減少。貸家5,081戸(同8.9%増)でこちらは6ヵ月連続の増加となった。分譲住宅は3,911戸(同28.3%減)となり3ヵ月連続減少。このうちマンションは1,894戸(同47.5%減)、一戸建ては1,992戸(同11.5%増)で、一戸建ては4ヵ月ぶりに増加に転じた。
地域別では、都心3区731戸(同162.0%増)、都心10区2,683戸(同26.6%増)となり、ともに2ヵ月ぶりの増加。23区全体では7,889戸(同4.9%減)、市部では2,622戸(同25.0%減)となり、中心部での供給割合が増えているようすがうかがえる。