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プロが伝授! 今年のボジョレーは「カクテル」で楽しむ

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本日11月20日(木)は、ボジョレーヌーボーの販売解禁日。毎年この時期を楽しみにしている人も多いことでしょう。

at home VOXが行ったボジョレーヌーボーに関するアンケートによると、全体の35%の人が「毎年ボジョレーを飲んでいる」「たまに飲んでいる」と答えていました。最近ではコンビニなどでも手軽に購入できるようになっていますよね。

一方で、数多くの銘柄が登場してきており、何を基準に選べばいいのかわからないという方も。購入時の選び方をアンケートで聞いてみても、以下のような結果になりました。

Q.ボジョレーヌーボーを選ぶときの基準で最も近いものは何ですか?

順位 基準 回答率
1位 ボジョレーだったらどれでもよい 24.7%
2位 その年評判のいい銘柄 23.7%
3位 安いもの/試飲して美味しいもの(同率) 22.0%

「なんでもいい」が1位という結果に! 初物なので細かいことは気にせず楽しむということかもしれませんね。

しかし、飲んでみたら「口に合わなかった」と、ワインを残してしまった経験はありませんか? そんな人たちに今年ぜひオススメしたいのが、ワインのカクテルアレンジです!

今回、ボジョレーを使ったカクテルを教えてくれるのは、「カクテル案内人」として知られる村田紘子さん。冬にぴったりの、特別なレシピを提案してくれました!

村田さん「ワインを使ったカクテルは、新鮮なボジョレーヌーボー特有の渋みやえぐみを緩和してくれるので、ワインが苦手な人でも最後まで美味しく楽しむことができますよ!」

シェーカーなど専用の道具も不要で、簡単なレシピを提案いただきました。

シェーカーなど専用の道具も不要で、簡単なレシピを提案いただきました。

■身体の芯から温まる「ホットワイン」

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まずは「ボジョレー×オレンジジュース」の組み合わせ。甘くて飲みやすく、リラックスできることから就寝前の一杯としても人気の「ホットワイン」です。オレンジジュースを合わせることで、フルーティな酸味を残しつつまろやかに。今回はスパイスを加えてさらにやさしい味わいに仕上げています。

1.ボジョレーヌーボーとオレンジジュースを1:1の割合でマグカップに入れて、混ぜる。
2. シロップ、シナモン、クローブを加えて、電子レンジ(500~600W)で1分30秒~2分ほど加熱する。

■サッパリとシャンパン風な「close to you…」

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ボジョレーをもっと軽く飲みたい人に最適なのが、この「ボジョレー×スパークリングワイン」です。ノンアルコールのスパークリングワインと混ぜることでアルコールも少なめに。飲み口はボジョレー本来のさわやかな酸味と甘みながら、後味はスッキリ軽やか!

1.よく冷えたボジョレーヌーボーとノンアルコールのスパークリングワインを1:1の割合で混ぜる。
2.お好みでグラスを「コーラルスタイル(フチにシロップをつけてグラニュー糖をまぶす手法)」にしてもOK!

■見た目にもかわいらしい「Girl Talk」

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最後に紹介するのは、「ボジョレー×ココア」。最近流行している「保存用のガラスビン」にドリンクを入れて飲むスタイルの、かわいらしいデザートカクテルです。たっぷりの生クリームにココアパウダーを振りかけたり、ナッツをトッピングしたりと、女性のハートをつかむこと間違いなしの一杯です!

1.ボジョレーヌーボー50mlに対しラズベリージャム大さじ1.5を加え、クリーマーやドレッシング用泡だて器でよく混ぜる。
2.そこにアイスココア90mlを加えてよく混ぜる。
3.氷を入れたグラスに注ぎ、ホイップクリームを乗せ、ココアパウダーを振りかける。
4.お好みでフリーズドライストロベリーやナッツをトッピングしてもOK!

どれも自宅で簡単にできるものばかり。もしかしたら、ボジョレーをそのまま飲むよりあなた好みかも…!

村田さん「そもそもボジョレーヌーボーは『新酒』なので、どうしても熟成させたワインに比べて味はイマイチということが多いです。カクテルにすれば、甘くすることも軽くすることも自由自在。最初はそのまま飲んで、あとはカクテルにしてという楽しみ方は、アリだと思いますよ!」

「カクテルレシピを知れば、ワインをもっと楽しめる」と村田さん。

「カクテルレシピを知れば、ワインをもっと楽しめる」と村田さん。

今年はアレンジカクテルに挑戦して、「例年以上に美味しい」ボジョレーを楽しみましょう!

■監修
村田紘子
フリーバーテンダー、「カクテル案内人」。西麻布Bar「amber」で店長を務めた後、独立。数多くの雑誌・テレビメディアにレシピを提案。著書に『女の子のためのかわいいカクテル』(池田書店)。
http://www.cocktailconcierge.info

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