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灯籠の中で金魚が泳いでる!? 大和郡山で見られる不思議な光景とは

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(Jタウンネットより)

江戸時代より金魚の養殖が盛んであり、「金魚のまち」とよばれる奈良県大和郡山市。街中には金魚のオブジェが並び、毎年の夏には「全国金魚すくい選手権」が開催される。そんな「金魚のまち」に、ユニークな灯籠型の水槽が設置された。

古風な灯籠と、水槽がドッキング
古風な灯籠と、水槽がドッキング

春からの行楽シーズンに全国から訪れる観光客のため、日本家屋が並ぶ古風な街並みに合わせた「金魚が泳ぐ灯籠」を設置するイメージアップ戦略を市が立案。国産水槽メーカーの寿工芸(大阪府松原市)に制作を依頼し、灯籠と水槽がドッキングした特殊な水槽が完成した。屋根部分には銅版を使い、ポンプなどを格納する台の部分は木製にこだわったという。

白くライトアップされた水槽に、赤い金魚が栄える
白くライトアップされた水槽に、赤い金魚が栄える

夜にはライトアップもされ、幻想的で風情たっぷりの情景に。灯籠としての「あかり」の機能もいかんなく発揮する。照明器具についても、寿工芸が製造したものを使用している。

箱本館隣の歩道の水槽、ここでも金魚が元気に泳いでいる
箱本館隣の歩道の水槽、ここでも金魚が元気に泳いでいる

水槽の設置場所は、箱本(はこもと)館「紺屋」前、箱本館隣の歩道、京都銀行大和郡山支店前の3か所。今後のメンテナンスなどの維持管理は、自治体や地元の人が協力して行うという。

大和郡山市では、水槽の完成を記念したセレモニーを2015年3月28日に開催した。セレモニーの詳しい様子は、アクアリウムwebマガジン「キワメテ!水族館」に掲載されている。

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