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プロのオススメする30代ファミリ―向け住宅設備ランキング!

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ファミリーおすすめの住宅設備イラスト

働き盛りの30代は、結婚したり子どもが生まれたりとすると私生活も何かと忙しいもの。そこで重要になってくるのが、家族と過ごす住まいです。

そこで今回は、30代で子どもがいるファミリーにおすすめの住宅設備を、住まいのプロである全国のアットホーム加盟不動産店の皆さんに、at home VOXが聞いてみました! 若いファミリーの生活をより快適にしてくれるのは、どんな住まいなのでしょうか?

Q.30代で子どもがいる【ファミリー】に、おすすめしたい住宅設備があれば教えてください。(最新・話題の設備、忘れがちだけど重要な設備、意外と評判のいい設備など)

ファミリ―向け住宅設備
特におすすめする声が多かったのは、「床暖房」「浴室乾燥機」「追い焚き機能付きバス」の3つ。中でも「床暖房」は、以前紹介した「プロのオススメする20~30代単身者向け住宅設備ランキング!」の上位には見られなかった設備です。子どものことを考えると、一人暮らしとはまた違った設備が必要になってくるようですね。こんなコメントが寄せられました。

「床暖房」
30代に限らないが床暖房。冬場でも子どもも素足で遊べたり、乾燥しにくいので体にも良い

同じく、「浴室乾燥機」や「追い炊き機能付きバス」も、子どものいる世帯には特にうれしい設備。

「浴室乾燥機」
子どもがいる家庭では、洗濯物が大変なので、浴室乾燥機や、室内に洗濯物を干す「ホスクリーン」などが、お勧めです。

「追い炊き機能付きバス」
追い焚き機能付きお風呂。入る時間は確実に異なるだろうから必須かと。

子どもの汚した洗濯物をすぐに乾かせたり、生活リズムが違ってもいつでも温かい風呂に入れたりと、家族みんなのことを考えて設備を選ばなくてはいけませんね。

プロのおすすめ設備は、まだまだあります。場所ごとに紹介していきましょう!

■玄関まわり

「シューズインクローゼット」「玄関収納」
SIC(シューズインクローゼット)があれば望ましいと思います。子どもが小さい内は、ベビーカーなども入れられます。また、お子さんが大きくなって、部活用のシューズ・10代の女性ではブーツなどのかさばる物も見えなくて済みます。それに、お父さんのゴルフバックも入ります。

シューズインクローゼットとは、玄関脇に設けた土間続きの収納スペースのこと。子どもの成長とともに増える靴の整理で困らずに済み、外で使う道具の置き場としても活用できます。

「モニター付きインターホン」
カメラ付インターホン(録画機能付)があると不在時の訪問者を確認することができる。特に親が不在のときに子どもだけではどんな誰が来たのか確認しきれないので録画機能があるとセキュリティー的にも便利。

セキュリティーは重要です。親の目の届かないときも、子どもの安全には気を配ってあげたいですね。

「玄関先洗面台」
玄関近くに洗面台があると手洗いの意識がかなり変わります。

子どもに欠かさずさせたい、手洗いとうがい。しっかりと習慣づけるために、洗面所が玄関にあると良いかもしれません。

■LDKまわり

「カウンターキッチン」
カウンターキッチン。炊事をしながら子どもに目が届くし、キッチン内に柵などして入ってこられないようにできるため。

炊事中はなかなかキッチンから動けません。カウンターキッチンならば、子どもの様子が常に把握できて安心。

「カウンターデスク」
LDK内のワーキングスペース(カウンターデスクなど)。子どもが小学生の内はここで勉強させられるし、パソコンを置いたり多目的に使えて便利

小さな子どもの勉強を見たり、家族でパソコンを共有したりと、みんなの集まるリビングにデスクがあれば何かと便利。

「防音性の床」
マンションの場合だと床材の防音は高性能であった方がいいと思います。小さなお子さんの走りまわる足音というのは意外と響くものです。

飛び跳ねたり、走り回ったり、小さな子どもは家の中でも活発に動きます。集合住宅の場合は床の防音対策が特に重要ですね。

■風呂まわり

「自動湯はり」
定番ですが、自動湯はり機能は必須です。家事育児をしていると、湯はりのことをとんと忘れることもありますから。

すっかり忘れてしまってもお湯が溢れることなく節水できます。「オートバス」という設備なら、追い焚き機能も付いており、キッチンから操作できるタイプもありますよ。

「浴室インターホン」
会話ができる給湯器リモコン。子どもがお風呂で寝てしまうことがあるため、通信できると便利。

子どもがお風呂に一人で入れるようになったとき、付いていると安心できますね。

この他にも、「とにかくお風呂が広いこと」を上げる方も多くいました。親子で一緒にお風呂に入るためには重要ですよね。

■その他

「スロップシンク」
スロップシンク。スニーカーやお絵かきをした筆、外で遊んだおもちゃなど、マンションの場合は特にほしい設備です。

スロップシンクとは、バルコニーやユーティリティースペースなどに設置する底の深い流しのこと。子どもの汚れものは、手洗いの必要なものが意外と多いのです。特に庭のないマンションでは、重宝しそうです。

「階段の滑り止め・手すり」
階段の滑り止めですかね。普段全く気にしませんが、あるとお子さんを抱きかかえて上り下りしたりする場面で安心感があります。手すりも、お年寄り向けと思うかもしれませんが、子どもを抱えながらの移動に重宝しますよ。

子どもを抱いて階段を上り下りすると、どうしても足元が見えづらいですよね。滑り止めや手すりで、万が一のリスクを減らしたいところ。

「屋根裏部屋」「ロフト」
屋根裏部屋、小さい子どもの部屋になるし、大きくなったら収納部屋にできる。

子どもは成長すると自分の部屋を欲しがるもの。後々、収納スペースにも切り替えやすいです。

「和室」
和室です。若いファミリーには無用にように最初は思えますが、赤ちゃんのお昼寝、ハイハイ時期など和室ならではの安全性と便利さは使ってみて初めて分かると思います。

赤ちゃんの子守には和室がぴったり! 畳は柔らかく、机などの障害物を置かなければ安全性も確保しやすいのです。

住まいの設備に気を配ると、家族との生活がもっと充実しそう! 住まいのかたちは、家族のかたちに合わせて変わるもの。プロの意見を参考にして、一人・二人暮らしとは違う視点で住宅設備を選んでみましょう。

イラスト:タテノカズヒロ

<アンケート調査概要>
対象/全国のアットホーム加盟・利用不動産店約51,000店のうち 353店
調査方法/インターネットリサーチ
調査時期/2015年3〜4月
※アンケート内容の転載にあたりましては、「at home VOX 調べ」もしくは「アットホームボックス調べ」という表記をお使いください。

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