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恐いのは朝より夜のストレス  でも慣れれば平気?

恐いのは朝より夜のストレス  でも慣れれば平気?

 夜勤や泊り勤務、海外出張などの時差ボケで、何だか身体が重い、頭が働かない、という経験は誰にでもあるだろう。私たちの体内時計は、さまざまな生理的機能に昼、夜の情報を与えることで、生体の恒常性維持に役立っていて、これが乱れると、肥満・糖尿病やがんなどの発症リスクを高めるといわれている。この体内時計とストレスの関係というのは、今まであまり明らかにはなっていなかったが、今回、早大の研究チームが、夕方から夜にかけてのストレスが、この体内時計の乱れに大きく影響していることを発見した。 マウスの起き始めや、寝始めの時間にストレスをかけるという実験をしたところ、朝ではまったく影響がなかったのに、夕方のストレスでは体内時計が大きく遅れ、夜では組織間で時刻がバラバラになってしまうことが分かったのだ。つまり、朝より、夕方から夜のストレスが、体内時計に悪影響を与えるということだ。具体的には、たとえば肝臓と唾液腺で体内時計の時刻が真逆になるなど、身体の中が時差ボケ状態になったのだという。さらに、体の?きな攻撃的なマウスと、仕切りを挟んで対?するなどの「社会的恐怖ストレス」や、?さ 30cm 以上の小さいステージに乗せられる「高所不安ストレス」でも、体内時計が大きく乱れたという。 もっとも、ストレスに慣れる「ストレス耐性」が体内時計にも存在し、週3日間のストレス負荷を 5 週間続けた結果、ストレスによる体内時計の乱れは?られなかったという。よかった、というか、哀しいというか…。

エズラ・ボーゲル教授が城西大学で講演  「東アジア:これからの50年」に必要な海外との交流

エズラ・ボーゲル教授が城西大学で講演  「東アジア:これからの50年」に必要な海外との交流

 今年、創立50周年を迎える学校法人城西大学(埼玉県坂戸市)の清光ホールで13日、エズラ・F・ボーゲル米ハーバード大名誉教授の講演会「東アジア:これからの50年」が行われた。同大50周年記念事業のひとつで、各界の権威に話をきく水田三喜男記念「グローバル・レクチャー」シリーズの第2回。『ジャパン・アズ・ナンバーワン』『現代中国の父―?小平』などの著作で知られるボーゲル氏の識見に学ぼうと約500人の学生や市民が集まった。講演に先立ち、ボーゲル教授の日本、中国を中心とする東アジア研究の多大な業績に対して、城西大学名誉博士号が授与された。 講演では、ボーゲル氏はまず日本、中国、アメリカのこれまでの50年を振り返り、歴史的なポイントを解説。日本については、「なぜ日本はダメになったのか、日本は今何番目かなどと聞いてくる人がいるが、高度経済成長はもう望めないにしても日本は『犯罪が少ない』『長生き』『義務教育の水準が高い』など良い面が多い。日本はオイルショックも2度目はスムーズに対処したし、バブルで苦しんだといっても日本はうまく乗り越えたと思う」とポジティブな見方を披露した。 これからの東アジアを展望するにあたっては、「経済成長の継続」「環境問題の悪化」「国際交流の拡大」をキーワードに挙げ、アジアの経済成長・近代化はまだまだ続くが、環境問題の悪化が懸念され、EUほど急速ではないにしてもアジア共同体も視野に入れた国際交流が拡大していくだろうと予測した。 各国の課題として、アメリカは「自国が圧倒的に強い国であるという見方を捨てる」必要があり、中国とも環境問題などで協力しなければならないと指摘。「日本はもちろん中国でさえ高速鉄道ができているのに、アメリカにはない。弁護士が多すぎるのかも」と会場の笑いを誘った。中国については、環境問題や官僚の腐敗などの国内問題に加えて外交政策の転換を期待、「アヘン戦争以来弱かった国が力を付けてきて『我々は強いぞ』という気持ちが生まれるのは自然なことだと思うが、全世界が中国の低姿勢を待っている」と表現した。 日本に対しては、最初にもう少し自然な英語を使ってほしいと要望して、会場をどっと沸かせた。英語がいい言語だとは思わないが、世界と交流するためには自然な英語を身に付ける必要があると説明。さらには、隣の国ともう少しガマンして付き合う必要があると指摘した。韓国とうまく付き合うには、慰安婦問題だけでなく、35年間の植民地時代や戦時中の労働者強制連行なども考え合わせて、「我々が悪かった」と言い続けてもいいのではないかと述べた。 講演後には質疑応答の時間が設けられ、会場の学生らからは少子高齢化にまつわる質問が多く出た。ボーゲル教授は「サービス産業の拡大、そして老人にもっと働いてもらってもいいのでは」と提案。若者に対しては「私の時代は一生従事する仕事のために大学で勉強したが、世の中や技術の変化が早い今は、より幅広く勉強して世の中が変わったら適切に対応していくことが必要」とすすめた。また、「外国と交流したり海外の組織に参加したりして新しい知識や情報を得ることが重要。そのためにはやはり英語が必要」と、あらためて英語の必要性を強調(ちなみに講演はすべて日本語)した。 『ジャパン・アズ・ナンバーワン』で日本から学ぶ点が多いことをアメリカ人に示したボーゲル氏に対して、「中国がこれだけ成長している今、日本が中国から学ぶ点があるとしたら?」という質問も出たが、それには「海外に熱心に学ぼうとする姿勢」や「新しいイノベーションをすぐに取り入れる速さ」と答えたボーゲル氏。海外からの留学生を多数、受け入れている城西大学にふさわしく、海外交流の重要性を強く印象づける講演会となった。

環境を守る防災ブロック開発 環境と防災の両立目指す日建工学

環境を守る防災ブロック開発 環境と防災の両立目指す日建工学

 海や川に設けられた護岸や堤防などの防災コンクリートブロック―。災害に備えた頼もしい存在だが、周囲の景観と不釣り合いな無骨な姿ゆえ、「環境破壊」の“負”のイメージが独り歩きしている。 このイメージを変える困難な課題に挑戦する企業が「防災と環境の両立」を掲げる日建工学(東京)。コンブやワカメらの「藻類」が定着させて魚を引き寄せる「環境活性コンクリート」を開発するなど、環境に優しい防災ブロックの普及を目指している。 主力商品は、堤防の前面や海・川床などに置いて災害時に荒れ狂う水の勢いをそぐ様々な形状のブロック群。業界では「消波根固(しょうはねがため)ブロック」と呼ばれている。いずれも需要は公共事業にほぼ限られ、官公庁の財政事情に大きく左右される商品だ。 それだけに、環境へのマイナスイメージをなくすことが社の最大の課題。行本卓生社長は「ブロックはどうしても景観の中で異質なものとして捉えられがち。環境にネガティブなイメージをもたれやすい。このイメージを変えなければいけない」と固く決意している。 この強固な思いが、ブロックの中にアミノ酸を混ぜた防災ブロック「環境活性コンクリート」を誕生させた。 アミノ酸は十数年の長期にわたって少しずつコンクリートからしみ出し、それを栄養素とする藻類が通常の5〜10倍の速さで成長、コンクリートを覆っていく。そこに藻を餌とするアワビやサザエなどが集い、魚も寄ってくる。  つまり海や川に置かれた「環境活性コンクリート」が、生き物の生息環境を「創造」する新たな食物連鎖の起点となる。環境破壊の「虚像」を環境創造の「実像」が覆す。これまでのイメージを180度変え得るブロックだ。 行本社長は「人間と生き物の両方の視点を大切にしたい。海や川の生き物も人間と同じく、環境に関するステークホルダー(利害関係者)だ。環境保護と防災は必ず表裏一体でなければならない」と事業理念を明確に語る。 もう一つの大きな課題は、今後の国内需要の縮小を見越しての海外展開。 「いまは東日本大震災の復興需要があるが、近い将来当然、国内需要はしぼんでいく」と危機感を募らせる。 ベトナムで大型案件を受注するなど、すでにアジア進出の足場は築いているが、社会基盤がまだまだ未整備のアジア全体を思えば、海外進出はこれから本番を迎える。行本社長は「まだまだよちよち歩きの状態。これからどんどん海外に事業を広げていきたい」と意気込んでいる。 日建工学が展開する高品質の防災ブロックがアジアの雄大な自然を維持しつつ、災害から人々の命を守る―。それは単なる技術の輸出にとどまらず、古来より自然と共生してきた日本人の「文明観」を伝えることでもある。同社がアジアで果たすべき役割は決して小さくない。http://youtu.be/W2Qysp4YLvI

塩レモン入りのお菓子シリーズ  ブルボンから「ふんわりバーム塩レモン味」など

塩レモン入りのお菓子シリーズ  ブルボンから「ふんわりバーム塩レモン味」など

 万能調味料として話題になった塩レモンが、ついにお菓子になったよ。ブルボンは暑い季節でも食べやすい塩とレモンの風味が引き立つスナック6種類を8月中旬までの期間限定で発売した。登場したのは、バームクーヘンに塩レモンクリームと塩レモンジャムを組み合わせた「ふんわりバーム塩レモン味」、塩バニラチョコレートに夏らしいさっぱりとしたレモン風味ソースを合わせ、もっちりやわらかなお餅で包んだ「mochi chocolat塩バニラ&レモン」、ゴーフレットで塩をきかせた甘酸っぱいレモンクリームをサンドした「ロアンヌ塩レモン」や「夏ブッセ塩レモン味」「ミニマドレーヌFS塩レモン&ココア」と「エリーゼFS塩レモン&バニラ」。 塩とレモンの組み合わせなら、夏バテ気味の時でも食欲が進みそうだ。

新婚旅行で重視することは?  グルメに次いで名所・旧跡が人気

新婚旅行で重視することは?  グルメに次いで名所・旧跡が人気

 6月はジューン・ブライドの時期。今月に結婚式を挙げるカップルも多いだろう。結婚式と並んで大きなイベントが新婚旅行だが、みんなはどんなことを重視して選ぶのかな?Hotels.comが3年以内に新婚旅行に行った、もしくは3年以内に新婚旅行に行く予定の男女400人をアンケートしたところ、行き先を選ぶ際に重視する点は「グルメ(65.7%)」、「名所・旧跡の散策(65.5% )」と「ホテルや温泉などでのんびり過ごすことができる(38.6%)」だった。新婚旅行ではのんびり過ごしたいカップルが多いようだ。行き先としては常夏のビーチがあるハワイ、沖縄、モルディブやグアムのほか、長い歴史と文化を持つイタリア、フランス、スペインが人気だった。 これから行き先を考えるという人は、Hotels.comの「人気ハネムーン・新婚旅行特集」を参考にしてみてね。

あのトムヤムクンがピザとして登場  ドミノ・ピザ期間限定の「夏のクワトロ」

あのトムヤムクンがピザとして登場  ドミノ・ピザ期間限定の「夏のクワトロ」

 タイのトムヤムクン、韓国の高麗カルビ、アメリカのケイジャンチキンとスペインのイベリコ豚が豪華な1枚となって、期間限定のフレーバー「夏のクワトロ」としてドミノ・ピザから発売された。トムヤムクン味は、本場タイのドミノ・ピザでもまだ発売されていないフレーバーで、エビのエキスがたっぷり詰まったトムヤムクンソースをベースに、トッピングにはグリルナスやマッシュルームなどをセレクトした。スパイシーなチキンやトマトソース味のイベリコ豚とともに、世界のグルメが楽しめる1枚になっている。Mサイズは2,450円(税別)、Lサイズは3,700円(同)。販売は9月上旬まで。

町ごと美術館のルーアン  一歩先のフランスの旅(その1)

町ごと美術館のルーアン  一歩先のフランスの旅(その1)

 観光ガイドがあふれるパリ。美術館からレストラン、流行りの店にいたるまで、パリジャンよりパリに詳しくなれるような情報が、日本では大量に、常にアップデートされている。リゾート地の南仏や、お城めぐりのロワール、ワイン好きが足を伸ばすボルドーやブルゴーニュなど、パリは行き尽くした、という人のためのフランス情報にも事欠かない。だが、パリから列車でほんの1時間であるにもかかわらず、あまり多くの日本人が立ち寄らない、フランスらしいとっておきの場所がある。 りんごやカマンベールで有名なフランス北西部、ノルマンディーのルーアンという町だ。クロード・モネが連作を描いた大聖堂と、ジャンヌ・ダルク終焉の地として知られ、第二次世界大戦時の爆撃で大きな被害を受けながら、長い時間をかけて中世の伝統的な姿に修復してきた類まれな町。フランス最古のオーベルジュもここにある。静かで落ち着いた夏の旅を計画したい、という旅行好きのために、「町ごと美術館」と呼ばれるルーアンをじっくりご紹介しよう。第1回目は、夏に見ておきたい大聖堂とメインストリート。 フランス第6の都市ルーアンには、パリのサン・ラザール駅から特急列車に乗って約1時間で着く。ヴィクトル・ユーゴーが「百の鐘が鳴る町」と書くほど教会が多く、中でもゴシック建築で有名なカテドラルは必見だ。12世紀から400年かけて16世紀に完成した大聖堂は、フランス・ゴシック建築の最高峰といわれ、150メートルの尖塔はフランス一の高さを誇る。レースのような繊細な浮彫装飾を見上げ、カメラを構える人は多い。ルーアン出身のフロベールの作品「ボヴァリー夫人」に描かれた大聖堂の描写を、今もそのまま見ることができるからだ。 毎年6月から9月まで、夜になると、この大聖堂の壁面を丸ごとプロジェクターにした壮大な映像ショー「光のカテドラル」を見に、多くの人が集まる。ここ3年ほど、夏になるとこのショーを観ているが、日本人観光客に出会ったのは数えるほど。パリを起点にもう一歩先へ向かうとなると、同じ方角を向いていても、一気に海辺のモン・サンミッシェルまで直行、という場合が多く、ルーアンはどうやら「途中駅」として通過してしまう人が多いらしい。町のメインストリートになっている「大時計通り」を歩いても、時折ツアーの一行とすれ違う程度で、ほとんど日本人は見かけない。 通りの中ほどに、文字通り、ルネッサンス様式の時計台がある。道をまたぐアーチの表裏に、二つの大時計。もともとゴシック様式の鐘楼として建築されたもので、時計台からはルーアンの旧市街が見下ろせる。さらに進むと、ジャンヌ・ダルクが火刑に処せられた広場にたどり着く。中央には、ジャンヌ・ダルクの魂をなぐさめるために建てられた教会。周囲には、たくさんのビストロやレストランが並んでいる。その中の一軒が、フランス最古のオーベルジュ。次回は、当地のグルメを紹介しつつ、さらにルーアンの“奥”を歩いてみよう。

ビュッフェで世界1周を体感  第2弾はハワイ・北米・カリブ海の旅

ビュッフェで世界1周を体感  第2弾はハワイ・北米・カリブ海の旅

 世界1周の旅は時間やお金がないとなかなかできないが、世界各国の料理をビュッフェを通して味わってもらおうと、横浜・赤レンガのシーフードビュッフェレストラン「フィッシャーマンズマーケット」が「ワールドクルーズ」を企画、第2弾である「ハワイ・北米・カリブ海の旅」を実施している。 味わえるのは、殻ごと揚げたハワイ名物の「ガーリックシュリンプ」とスパイスに漬け込んだ鶏肉を香ばしく焼いたジャマイカの「ジャークチキン」、カナダの「サーモンのグリル メープルシロップソース」や炒めた鶏肉と玉ねぎを米やスパイスと一緒に炊いた、パナマ風炊き込みご飯「アロス・コン・ポヨ」など。気分だけでも世界1周を楽しみたいね。 第3弾は「北欧・ヨーロッパの旅」、第4弾は「日本・アジア・オセアニアの旅」を予定している。 フィッシャーマンズマーケット 横浜赤レンガ倉庫店横浜市中区新港1丁目1番2号 横浜赤レンガ倉庫2号館3FTEL:045-650-1751価格:大人料金 平日ランチ 1,699円 平日ディナー 2,399円   土日祝日ランチ 1,999円 土日祝日ディナー 2,599円営業時間:平日ランチ 11:00-17:00     平日ディナー17:00-22:00(20:30最終入店)     土日祝日ランチ11:00-17:00     土日祝日ディナー17:00-23:00(21:30最終入店)

本気の“くびれ”は何センチ?  20代女子のウエスト事情

本気の“くびれ”は何センチ?  20代女子のウエスト事情

 水着の似合う夏オンナ、の時期がやってきた。さて。似合うようになっているかどうかは別として、夏オンナは考える。理想的なくびれは何センチで、現実とのギャップはどれくらいなのか?と。ダイアナ(東京)が、30年蓄積してきた86万人以上のデータをもとに、女性のウエストについてアンケート調査した結果、「年齢を重ねるにつれ、体型の変化を感じる」と回答した人のうち、64.9%が20代からすでに体型の変化を感じていたことが判明した。 気になる部位の第一位は「お腹まわり」(55.1%)。「お尻」(18.6%)や「胸(バスト)」(8.3%)よりも圧倒的に多くの人が、ウエスト付近に変化を感じているわけだ。体型変化が気になる人のうち、76.0%の女性が「何か対策をしたい」と考えているものの、「実際に対応をしている」のは24.6%。言うは易し、なんだけど。 ついでに26,811人の20代女性のウエストを含めた各部位の平均値を算出したところ、身長157センチで体重54.8キロ、ウエスト68.8センチだ。今の40代が20代だったころの平均値は、同身長でウエスト67.37センチ。ちょっと微笑む程度細かったらしい。 ならば、ゴールデンプロポーションと呼ばれる理想値はどれくらいかというと、身長158センチでウエスト59.3センチ。今年の夏は間に合わないなあ。

旅先で恋をしたことある?  出会いの場はヨーロッパが人気

旅先で恋をしたことある?  出会いの場はヨーロッパが人気

 非日常を経験できる旅行で、恋に落ちた経験ってある?ワタベウェディング(京都)が、旅先での恋について男女126人をアンケート調査した結果、旅先で恋をしたことがある人は24.8%で、4人に1人が経験していることが分かった。旅行形態としてはひとり旅の時が1番多く、出会いの場は空港やバスターミナルなど人が集まる場所が多かった。 実際に恋をしたことがある人は4人に1人だが、旅先で恋をしたい人は78.4%と多い。出会いを求める場所は、イギリスなどのヨーロッパがダントツで人気。旅先で恋に落ちたい外国の俳優は、オーランド・ブルームが1位。2位はジョニー・デップ、3位はジュード・ロウだった。こんなカッコイイ男性陣なら、旅先で出会えただけでも幸せかもしれない。

ローソンの「本気で、おいしいプロジェクト」に注目!  激動を予感させる2015年のコンビニ市場

ローソンの「本気で、おいしいプロジェクト」に注目!  激動を予感させる2015年のコンビニ市場

 コンビニに行けば必要なものは全部そろうというくらい、日本のコンビニは充実している。一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の調査では、2008年には4万ちょっとだった店舗数は昨年5万店を超え、市場規模も10兆円を目前としている成長が著しい業界だ。トレンド総研によると最近では「コンビニコーヒー」やこだわりの食材などで新しいニーズに応え、今まではコンビニを利用していなかった消費者層も獲得しているという。そのコンビニ市場で、40周年を迎えたローソンがさらなる改革に向け、“客の声に耳を傾けた商品づくり”である「本気で、おいしいプロジェクト」を開始した。 2日に放映が始まった新しいテレビCMでは、俳優の柳葉敏郎さんと桜庭ななみさんを前に、玉塚元一社長をはじめとするローソン社員が“本気”を宣言している。社員たちは「ローソンのおいしさを変えていくんです!」と断言。玉塚社長の「始めますよ!」というセリフでCMは終わる。 CMに合わせて第1弾と第2弾の限定商品が発売され、16日には第3弾として希少価値の高い食材や健康的な食材を使った8つのプレミアム商品が登場した。厚切り牛タンを塩ダレで味付て直火焼きにした「厚切り牛タン弁当」(690円)、チリ産サーモントラウトのハラミと生姜鶏そぼろ餡のかぼちゃ煮、鶏照焼きや玉子焼きなどを盛り合わせた「鮭ハラミ弁当」(590円)や「和三盆のプリン」(245円)、「フローズンラテ クッキー&キャラメルコーヒー」(298円)や「高リコピントマトの冷製生パスタ」(450円)など、さすがプレミアムの限定もの。気になる商品ばかりだ。ローソンでは「マチの健康ステーション」として、今後も素材にこだわり、製法にこだわり、味にこだわる商品を展開していくという。 今年のコンビニ市場はファミリーマートとサークルKサンクスの経営統合の話があるなど、激動を予感させる年となっている。すでに人気の「コンビニドーナツ」をはじめ、2015年はどんな商品が流行るのか。今年もコンビニから目が離せないようだ! 新CM:40周年「宣言」編https://www.youtube.com/watch?v=GwTsRwQ75RU&feature=youtu.be

デザイン、スタイル自由自在のキッチンシステム イケア、20年ぶり新シリ―ズ

デザイン、スタイル自由自在のキッチンシステム イケア、20年ぶり新シリ―ズ

 スウェーデンの家具メーカー、イケアがキッチンシステムの新シリーズ「METOD/メトード」の販売を始めた。イケアのキッチンシステムとしては20年ぶりの新シリーズとなる。日本の住宅を意識し、最小単位15センチ四方のブロックを基本にした組み立て式のキッチンシステムで、住宅の広さや間取り、色に合わせて、自分好みのキッチンを演出できる。イケア・ジャパン(千葉県船橋市)のキッチン担当セールスリーダ、チャールズ・バワリングさんは「デザイン、スタイル 機能性も自由自在に選べるところが最大の魅力」とアピールする。 扉や引き出し、小物、ノブといったパーツも豊富に取りそろえた。その数は、イケアの全商品約9500品目の約1割を占めるという。扉なら、ノブをつまんで開け閉めするタイプや、扉を押すだけのプッシュ式などを自分の好みで選べる。扉を付けずに、キッチンを演出するディスプレー用の棚にすることも可能だ。細部にも工夫を凝らしており、引き出しの奥に取り付ける、照明用のLED(発光ダイオード)ライトも用意した。安心して使ってもらえるように、25年保証が付いている。 今回の「METOD/メトード」の開発では、良質の家庭料理を大勢で楽しむ生活スタイルや、コンパクトさが求められる居住空間のニーズを踏まえ、空間を有効活用できる機能的なキッチンを目指したという。バワリングさんは「世界にある多くの国や地域では、人口密度の高い都市に人が集まっており、限られた空間の有効活用を求めるニーズは高まっている」と話す。さらに「キッチン、ダイニング、リビングが一つの空間に融合する現在の『グレートルーム』の考えも踏まえている」と説明し、多様なニーズに対応できる「METOD/メトード」の柔軟性を強調した。 IKEA船橋(船橋市)で6月16日に開かれた「METOD/メトード」発表記者会見には、イケア商品を愛用している建築家の芹沢啓治さんも同席した。芹沢さんは「これまで100以上の家を設計してきたが、通常のシステムキッチンを使ったことはない。デザインがリビングにふさわしくないからだ。今回のイケアの商品は、キッチンとリビングの全体を考えたデザインや、コスト面でも多くの人を満足させる、本当の意味でのシステムキッチンになる」と評価した。

鉄則はグラス〇杯以下!  飲酒とダイエットは両立可能

鉄則はグラス〇杯以下!  飲酒とダイエットは両立可能

 水着の季節直前。もちろんダイエット中なわけだけど、帰りにビアガーデンどう?なんて言われて、断れるわけがない。お酒とダイエットの関連性について調査したところ(えんばく生活・東京)、「ダイエット中にお酒を飲んでいた」と回答した女性は予想通り76%にのぼる。もっともその内6割(57%)がダイエットに成功した、と回答した。 「ダイエット中に飲み会に誘われた際、参加した」と回答した女性は81%。ただし、ただ飲んだくれたわけではもちろん、ない。ダイエット中にお酒を飲む際気を付けていることを聞いたところ、カロリーや糖質、GI値の低いおつまみを食べるようにした、お酒を飲む量を少な目にした、飲み会前後の食事量を調整した、など、みなさんしっかり自己管理。例えば、サラダなどの野菜類や、豆腐や枝豆などの植物性タンパク質、もずくやめかぶなどの海藻類をおつまみにしている。 さて、問題の飲酒量。ふだんはグラス3杯以下と回答した人は76%だったが、ダイエット中は、89%の人が3杯以下と回答した。どうやら、この「3杯」が鉄則のようだ。

袋麺なら休日昼のラーメン 最近食べた1位は…

袋麺なら休日昼のラーメン 最近食べた1位は…

 カップラーメンよりアレンジがきくし、「作った」感があるけど、でも簡単。そんな袋めんを食べる人は全体の8割強、週1回以上という人も2割強いることが、マイボイスコム(東京)のアンケート調査で分かった。直近1年間に食べた袋麺のタイプは「ラーメン」が全体の8割弱、「やきそば」「うどん」「冷やし中華」「そば」が各2割だ。休日や平日の昼食で食べるという人が多く、なんと女性の高年代層に“消費者”が多い。 最近食べた袋麺は、「マルちゃん正麺」「サッポロ一番」「日清ラ王」「チキンラーメン」「出前一丁」などが上位。好きな味は「しょうゆ」が最も多く、「みそ」「塩」「とんこつ」が続く。買い物も外食も疲れたけれど、何か食べなきゃ、という時の“平時非常食”としても活躍する袋めん。買い置きチョイスはトレンドに合ってる?