今や映画は動画配信サービスを利用してネットで気軽に観ることができるが、それでも“やっぱり映画は大スクリーンで”と思う人が多いことが、クロス・マーケティング(東京)が、全国47都道府県に在住する20〜69歳の男女を対象に実施した「映画鑑賞に関する調査」で明らかになった。 映画鑑賞手段の利用頻度を聞くと、多いほうから「映画館・シネマコンプレックス」(83%)、「レンタルDVD・Blu-ray」(52%)と続いた。一方で、「動画配信サービス」、「有料放送」は利用割合は低いものの、「週1回〜毎日」の利用者が他のサービスより多く利用者の利用頻度が高い傾向にある。 一方、各映画鑑賞サービスの利用頻度の3年前比較では、全体で「動画配信サービス」の増えた割合が35%で最も多くなった。一方、「映画館・シネマコンプレックス」、「レンタルDVD・Blu-ray」は増えた回答より減った回答が多く、利用頻度が減少している様子だ。 利用する頻度は減少傾向にあるとしても、大多数は映画館・シネコンを選んでいることから、映画の魅力を味わうには、やはり大きな画面がいいとなるようだ。
