「飲酒」

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明るいうちからやってみたいことは? 「プレミアムフライデー」が実施されたら

明るいうちからやってみたいことは? 「プレミアムフライデー」が実施されたら

 月末金曜は少し早めに仕事を切り上げて、ちょっと豊かな週末を――。官民連携の「プレミアムフライデー推進協議会」の呼びかけとともに2月24日(金)に初めて実施される「プレミアムフライデー」(以下、PF)。旅行やレジャー関連の企業などでもPF関連の企画がリリースされているが、どれだけの職場で早めの退社が浸透するかなど、今後の展開はまだ見えない部分が大きい。そんな状態ではあるが、純粋に「PFが実施されたら何をやりたいか」について酒文化研究所が酒好きモニターにアンケートを行い、182人の回答を得た。 酒好きモニターたちの回答だから当然かもしれないが、1位は「早い時間から酒を飲む」(47%)。平日の明るい時間からお酒を飲むのは少し背徳感も伴い楽しいもの。現役世代(60歳未満)に限定すると、さらに10%この回答の割合が高くなった。2位は「早く帰宅してのんびり過ごす」(35%)。40代以下に限るとこの回答は10%以上で高くなり、働き盛りの疲れようも垣間見える結果に。週末の外出に備えて早く帰りたい人もいるようだ。3位は「ゆっくりと外食したい」(27%)。4位以下は、「旅行」「映画鑑賞」「読書や勉強」などが続いた。 PFのときにしたい食事については、最も多いのは「自宅で少しぜいたくに」が43%。次いで、具体的なメニューとして自宅で「鍋」「手間のかかる料理」「お取り寄せ」などに支持が集まった。せっかく酒好きモニターたちに聞くのだから、PFにどんなお酒が飲みたいかもリサーチ。ビール類を飲みたいと答えた人は全体の74%。そのうち約60%が「プレミアムビールも飲みたい」と答えた。また、カテゴリーを問わずに「ふだん飲まない特別な酒を飲みたい」という意見も10%に達した。酒売り場での特別セールを期待する声もあり、PF前には少しぜいたくなお酒に期待が高まるのかも。

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8割の男性が選んだのは「酒豪女子」と「下戸女子」のどちら? 酔ったふりは・・・

8割の男性が選んだのは「酒豪女子」と「下戸女子」のどちら? 酔ったふりは・・・

 忘年会の季節がやってきた! それにしても「酒豪女子」と「下戸女子」って、どちらが男性に好まれるのだろうか? 全国展開の創作料理居酒屋『くいもの屋 わん』では、「女性の飲酒」に関して調査・分析するプロジェクト「わん女総研」を発足。その第一弾となるアンケート調査「女性の飲酒意向と動向」を、全国の20〜30代の男女5198人(男性2473人、女性2725人)にインターネットを通じて行った。 まず女性への質問。世の女性はどれぐらいの頻度でお酒を飲んでいるのだろうか? 飲酒頻度は「1カ月に2〜4度程度」が最多で全体の4割。1週間に2度以上飲む女性も4割いた。1回の飲酒量は「3〜4ドリンク」が最も多く、自宅での1人飲みは過半数を超える55%が経験していた。自分のことを「お酒が強い(周りよりも飲める)」と思う人は約半数の47%。お酒を飲めることが恋愛においてプラスに働いたかどうかについては、約半数(48%)がプラスに働いた経験あり。逆に残り半数はプラスに働いた経験はないということ。恋愛テクニックとして「酔ったふりをしたことがある」女性はわずか2割弱だった。 次は、男性から見た女性の飲酒について。「酒豪だと思う」女性の飲酒量については、「5〜6ドリンク」が4割弱と最も多く、次いで「7〜9ドリンク」、「10ドリンク以上」という結果。一般的には「5〜6ドリンク」から酒豪女子認定のようだ。そして、お酒が飲める(飲みっぷりがいい)女性と飲めない女性は恋愛対象としてどちらが好みか聞いたところ、81.4%の男性が「お酒が飲める(飲みっぷりがいい)女性」を支持。また、お酒が飲める(飲みっぷりがいい)女性は恋愛においてもプラスに働くと思うと61.9%が回答した。 個人的な感想からすると、「飲める=モテる」ではなく、飲める飲めないにかかわらず場の雰囲気になじみ、笑顔で周りを明るくしてくれるノリのよさが好まれるのではないかとも思う。「飲めなくたって飲んでいる人と一緒のテンションになれる!」という人も結構いるのでは。飲める女性も飲めない女性も、楽しい宴会シーズンを過ごそう。

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鉄則はグラス〇杯以下!  飲酒とダイエットは両立可能

鉄則はグラス〇杯以下!  飲酒とダイエットは両立可能

 水着の季節直前。もちろんダイエット中なわけだけど、帰りにビアガーデンどう?なんて言われて、断れるわけがない。お酒とダイエットの関連性について調査したところ(えんばく生活・東京)、「ダイエット中にお酒を飲んでいた」と回答した女性は予想通り76%にのぼる。もっともその内6割(57%)がダイエットに成功した、と回答した。 「ダイエット中に飲み会に誘われた際、参加した」と回答した女性は81%。ただし、ただ飲んだくれたわけではもちろん、ない。ダイエット中にお酒を飲む際気を付けていることを聞いたところ、カロリーや糖質、GI値の低いおつまみを食べるようにした、お酒を飲む量を少な目にした、飲み会前後の食事量を調整した、など、みなさんしっかり自己管理。例えば、サラダなどの野菜類や、豆腐や枝豆などの植物性タンパク質、もずくやめかぶなどの海藻類をおつまみにしている。 さて、問題の飲酒量。ふだんはグラス3杯以下と回答した人は76%だったが、ダイエット中は、89%の人が3杯以下と回答した。どうやら、この「3杯」が鉄則のようだ。

妊娠超初期でもアルコール摂取は危険?  マウスの実験では胎児への細胞に変化

妊娠超初期でもアルコール摂取は危険?  マウスの実験では胎児への細胞に変化

 妊娠中の飲酒は、赤ちゃんが生まれた後にも影響する可能性があるということは周知の事実だ。これは、だいたい妊娠3か月、4か月以降からの話で、それより前の妊娠超初期においてはまだ胎盤ができておらず、母体から胎児へ栄養が送られていないとされ、この時期の飲酒は胎児への影響は考えにくいとされてきた。 しかし、とあるマウス実験で導き出された研究結果は、たとえ妊娠3週目くらいの早い時期だとしても母親の飲酒は胎児の遺伝子を変えてしまう可能性があると主張している。「アルコールは、母親がまだ妊娠していると気が付いていない初期においても胎児を傷つける可能性がある。それゆえ、子どもを作ろうと思っているならすぐにアルコール消費を控えるべきなのです」と、ヘルシンキ大学の生物学者であり、この研究の指導的立案者であるNina Kaminen-Ahola氏は語った。 この研究では、人間でいうところの妊娠3、4週目にあたる妊娠中のメスのマウスにアルコールを投与。するとメスのマウスは、活動過多や発達不全、顔や頭蓋骨の組織異変といった、人間の胎児性アルコール症候群と似た症状をしたマウスを産んだという。妊娠初期にアルコールに触れさせたことで、胎児のエピゲノム(遺伝情報である“ゲノム”を規定する化学化合物の集まり)において変化が起こったとされ、それが産まれてきたマウスの脳内遺伝子に異変として現れたというわけだ。これらの変化は、アルコールによって強く影響されるとされる、知識、記憶、感情と関連する脳領域“海馬”で観察された。また、産まれてきたマウスの骨髄や、匂いを司る役割のある鼻の中のいくつかの組織でも異変が発見されている。 なぜ、小さなマウスにアルコールがこのような重大で長期にわたる影響をもたらしたのであろうか。研究員は、妊娠超初期は細胞分裂や細胞分化をする上で重要な時期であると説明している。妊娠超初期の胎児は、外部の影響を受けやすく、細胞が急速に分裂しているため、どんな変化も広がりやすいのだという。それゆえ、胎児へのアルコールは脳内の組織や機能、性質において、一生涯続く異変をもたらしてしまうのだ。 しかし、注意すべきなのはこれがマウスによる実験で、人間にも同様のことが言えるかどうかはまだわからないとNina Kaminen-Ahola氏も語っている。妊娠超初期のアルコール摂取に関する明確なガイドラインが提供されるには、まだまだ研究を重ねなければならない段階であるそうだ。  人間についての結論が早く出るのを期待したいところだが、とにかく元気な赤ちゃんを産みたいと日々頑張っている女性にとっては、「まだ妊娠しているかわからない」という時期においても、飲酒は避けて過ごす方が無難であろう。