ヨーロッパと日本が融合する街並み/クリチバ(ブラジル) 筆者が2003年より居住しているブラジルの南部パラナ州の州都であるクリチバ市は、日本での知名度は必ずしも高くないものの、人口約190万人を擁する国内主要都市の一つだ。市制が敷かれたのは1693年3月。緑地が豊か、ブラジルの州都の中で年間平均気温が最も低いことなどで紹介されることも多い。 19世紀にはドイツ、ポーランド、イタリア、ウクライナなどからのヨーロッパ移民が流入し、現在でもそうした移民たちの子孫が数多く暮らしている。 街のコト at home VOX