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おいしいパンが食べたいなら行ってみては? 「かわさきパンマルシェ」開催

おいしいパンが食べたいなら行ってみては? 「かわさきパンマルシェ」開催

 日本のパンはおいしい。しかもデパートなどに行かなくても、地元においしいパン屋がけっこうあったりするから、手軽に毎日おいしいパンを食べることができる。そんな各地のパンを集めた、パン好きのためのイベント「かわさきパンマルシェ」が11月25・26日に川崎競馬場で開催される。平日でも行列ができる人気店から、小麦粉・酵母などの材料にこだわったお店まで、川崎・横浜・東京エリアを中心に北海道・愛知・広島などから約50店舗が集う。またパンだけではなく、ケーキやマフィンなどの焼き菓子、そしてジャム・はちみつ・紅茶といったパンのお供になる食品や、パンをテーマにしたハンドメイド雑貨なども販売される。週末の開催だから、ピクニック気分で家族全員で出かけてみるのも楽しそうだ。「かわさきパンマルシェ」日時:2017年11月25日(土)・26日(日) 11:00〜16:00会場:川崎競馬場 中央芝生スペース入場料:無料URL:https://pan-marche.jp/

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オリンピック会場でヨットを体験 滑るような感覚に小中学生感嘆

オリンピック会場でヨットを体験 滑るような感覚に小中学生感嘆

 2020年の東京オリンピックでセーリング競技の会場となる神奈川県の江の 島で、県内の小中学生約50名を対象にヨットに実際に乗ってみる海上体験会が 10月15日に行われた。当日はあいにくの雨模様ながら、5〜6メートルの絶 好の風が吹き海面を滑るような感覚に参加者から感嘆の声が挙がっていた。 江の島は1964年の前回の東京オリンピックでもヨット競技(当時)の会場 となり、湘南という土地柄に加え海岸の景色も素晴らしく、日本のヨットの聖地 ともいうべきところだ。愛好者には知られていても、ヨットの楽しさや競技の面 白さを一般の人に理解してもらうのは別。海上体験会は20年の本番までにセー リング競技を身近に感じてもらい、生涯スポーツとしていつまでも楽しめること をアピールするのが狙いだ。ハンザ級と呼ばれる小型艇が10艇用意され、地元 神奈川県セーリング連盟のインストラクターと子どもが乗り組み、風の力だけで ヨットが進む不思議と感覚を体験した。ベテランぞろいのインストラクターも心 得たもので、艇と艇がぶつかりそうになる寸前に進路を変えたり、隣の艇と競っ てみたりと、ちょっとしたレース気分を味わえるよう工夫され、参加者も寒さを 忘れ大喜びだった。 江の島では今後、本番までワールドカップ・シリーズなどいくつもの国際大会 が予定され、20年に世界最高のレースが実現できるよう準備を進めていく。風 は沖合に出るほど安定し、陸地に近いと乱れる傾向がある。しかし、陸から遠い 海面だと観客からは見にくく頭の痛い問題だ。そこで予選レースは沖合で行い、 最後のメダルレースをより江の島に近いところで行う案が競技関係者の間で浮上 している。今後のプレイベントを通じてベストな海面設定を探っていくという。 子どもたちだけでなく体験会を取材した報道陣もヨットに試乗した。艇はハン ザ級より大きい470級。1996年のアトランタ・オリンピックで、重由美子 ・木下アリーシア組が、ヨットで日本選手初のメダルとなる銀メダルを獲得した クラスだ。操作するのは専修大学ヨット部のメンバー。風を読ながら舵を握るス キッパーと、帆(セール)を操るクルーが息の合った操作で艇を進める。動きは 機敏で全く無駄がない。比較的、波が小さかったこともあり、文字通り滑るよう な感覚で、風と一体になる気分が心地いい。想像以上にスピードも出る。途中、 早くも江の島で合宿を行っているドイツ女子選手の艇とすれ違う。彼女たちから 笑顔の挨拶が送られてきた。江ノ島がどこの国か分からなくなるような、国際色 豊かな雰囲気に包まれるのも、もうすぐだ。

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農家と話をしながら新鮮野菜を買おう! 勝どきと横浜北仲で“マルシェ”開催

農家と話をしながら新鮮野菜を買おう! 勝どきと横浜北仲で“マルシェ”開催

 新鮮な野菜を“マルシェ”で買おう! マルシェという言葉をよく耳にするが、その意味はフランス語で“市場”を指す。今でも、石川県の輪島や千葉県の勝浦など有名な朝市があるが、それと同じように、生産者である農家に人たちから直接、野菜などの農産品を買うことができる“マルシェ”が、東京の勝どきと横浜のみなとみらいに隣接した横浜北仲地区で昨年から定期的に開催されている。農家直送の新鮮な野菜を買いたい人は、ぜひ、のぞいてみよう! 勝どきで開催されるのは「太陽のマルシェ」。毎月第2土曜日、日曜日に地下鉄大江戸線勝どき駅そばの月島第二児童公園で行われる。野菜やフルーツなど全国各地の名産品のほか、イタリアワインをはじめインポート品を扱うブースがおよそ100並び、1日あたり約8000人が訪れるという。一方、横浜の方は、馬車道そばの北仲通北第二公園で毎月第3土曜日、日曜日に開催される「Yokohama Kitanaka Marche」で、こちらは約70ブース、1日約5000人が来場し、訪れた人は、思い思いに野菜などの農産品、加工品を買っていく。 マルシェを運営している代官山ワークス(東京)は、生産者と消費者が直接出会える場をつくることで、消費者は生産者本人から食べ物の話(バックストーリー)を聞き、生産者は消費者の声を生産にいかし、もっとおいしいものをつくろうと生産意欲を高める、とマルシェの意義を説いている。実際に、北仲マルシェを訪れてみたが、販売している農家の人と観光客らしき人が和気あいあい…。生産者とコミュニケーションを取りながら野菜を買うのは、とても楽しげな様子だ。 代官山ワークス事務局長の佐藤絵理香さんは「定期的にマルシェを開催することは地域の活性化にもつながる。たとえば、横浜の北仲地区は、みなとみらいと馬車道周辺の間にエアポケットのように位置しているが、マルシェを開催することで人の流れも変わり、地元の人だけではなく、観光客も訪れる」と話す。 では、実際に出店している農家から話を聞いてみると…。「さまざまな業種の方に出会えるほか、消費者とも直接話するできるのがうれしい。毎回、新鮮な気持ちで参加している」と語るのは牛玖農園7代目の牛玖裕和さんだ。同農園は無農薬栽培や減農薬栽培を取り入れている千葉県佐倉市の農家で、2つのマルシェに出店している。それまで米中心だったのが、マルシェに参加するようになって多品目の野菜作りに挑戦する良いきっかけになったという。 「こんな野菜が食べたい」──そう農家の人にぶつけてみれば、その希望が叶うかも。マルシェの試みは、日本の農業が変わる大きな一歩になりそうな感じだ。なお、次回の開催日は以下の通り。「太陽のマルシェ」(月島第二児童公園)──7月8日、7月9日。「横浜北仲マルシェ」(北仲通北第二公園)──7月15日、7月16日。

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リタイア後に住みたい街、2拠点目として住みたい街として人気なのはどこ?

リタイア後に住みたい街、2拠点目として住みたい街として人気なのはどこ?

 みんな、引退後はどこに住みたいのかな? リクルート住まいカンパニー(東京)がWEBアンケート形式で集計した「みんなが選んだ住みたい街ランキング2017 番外編(リタイア後・2拠点目)」をちょっとのぞいてみよう。調査対象は関東圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県)と関西圏(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県)在住の20歳〜49歳の男女6,096人。 それによると「リタイア後に住みたい街」として関東・関西を問わず人気が高いのは沖縄県の那覇市と石垣市、北海道札幌市中央区の3地区だった。東西に分けて見ると、関東圏在住者では鎌倉市と那覇市が同点で1位。3位はこれまた同点で札幌市中央区と石垣市が並んでいる。海の近くや観光地が人気かと思いきや、上位20位までを見てみると、東京23区と湘南エリアの計11地区がランキングされ、住み慣れた関東を離れたくない人も多いようだ。 一方、関西圏居住者では1位が那覇市、2位が石垣市、3位が札幌市中央区と沖縄・北海道が上位にきたものの、全体を見ると関西圏内の街が20位中15地区を占め、こちらもさらに地元志向が高い傾向が見られた。 自宅以外に拠点を持つならどこ?と聞いた「2拠点目として住みたい街ランキング」では、ビジネス拠点として便利な場所を挙げる人が多かった。関東圏在住者では、トップ10のうち7つが東京23区で、トップ20で見ても14が東京の街だった。また、関西圏では、トップ20のうち大阪府・京都府が各4、兵庫県が3、滋賀県が1つと関西の街が多かったが、東京23区の街が5つもランクインしている。2拠点目を持つなら別荘よりビジネスに便利な場所をということか。ただ、そんな中でも那覇市と札幌市中央区は、関東・関西両方のトップ10に入っているのも面白い。 いずれにしても、リタイアだとか2拠点目なんて、ちょっと余裕がないとできないこと。希望が叶うようにお仕事に励みませう。

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昭和史に彩られた 大都会の無人駅 (神奈川県/鶴見線・国道駅)

昭和史に彩られた 大都会の無人駅 (神奈川県/鶴見線・国道駅)

「あれ、ここって前は何だったか?」戦災復興、列島改造、バブル景気と、時代とともに大きく姿を変える首都圏。ほんの少し前の風景すら思い出せないことも少なくありませんが、じっくり歩けば昭和の名残りをとどめる場所も見つかります。京浜工業地帯を縦横に走るJR鶴見線の「国道」駅もそんな一つです。

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