「石垣いちご狩り」

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観光いちご狩りのシーズン到来! 発祥の地・静岡「いちご海岸通り」でいちご娘がお出迎え

観光いちご狩りのシーズン到来! 発祥の地・静岡「いちご海岸通り」でいちご娘がお出迎え

 冬から春にかけて、“旬”のフルーツといえば“いちご”。通称「いちご海岸通り」とも呼ばれる静岡市の国道150号では、「石垣いちご狩り」が始まった。週末には、風物詩となっている「いちご娘」が海岸通り沿いにズラリと並び、観光客を出迎える。例年2〜3月をピークに、5月まで国内外からの観光客で賑わうという。 今年は、いちご狩りが始まる1月まで暖かい日が多く、台風の影響も受けなかったため、いちごが順調に育っている。近隣には、いちごスイーツのお店も多数あり、「スウィートメッセージやまろく」(静岡市)では、オリジナルジェラート「石垣いちごのコンフィチュール」が大人気。また、「いちご狩りパーク久能屋」(静岡市)では、いちご大福づくりも体験できる。実が大きく甘みの強い石垣いちごは、生はもちろん、さまざまなスイーツとしてもおいしく食べられる。 静岡市は徳川家康が晩年を過ごした地。国道150号線沿いにある久能山にある「久能山東照宮」には家康がまつられ、古くから参拝客で賑わっている。その久能山の麓で山の斜面の石垣を利用して「石垣いちご」と呼ばれる糖度の高いいちごが栽培されており、昭和41年、参拝者にいちごを食べてもらおうと「石垣いちご農園」を開放したのが「観光いちご狩り」の始まりと伝えられている。 春の訪れを一足早く感じるイベント「いちご狩り」。摘みたてのいちごを頬張った時に口の中に広がる甘酸っぱさを味わいに出かけてみてはいかが?■問い合わせ 静岡市シティプロモーション課 054-221-1219