2011年の東日本大震災以降、“ミニマリスト”というライフスタイルが注目されています。ミニマリストとは「最小主義」という意味合いで、芸術・デザイン面でも無駄のないデザインはミニマルと称されます。震災の時に、物が凶器として頭上に落ちて怪我をされた方や自宅を失った人ばかりでなく、それまでの暮らしを見つめて「あれ? 本当に必要な物って、実はそんなにたくさんいらないのかも?」と疑問を持ち始めた方や、物を持たない暮らしへ興味関心を持つ方が増えました。

やまぐち せいこさん「暮らしを変える ミニマリスト」
暮らしのコト