世の中、盾と矛の競争だ。絶対に壊れないものが出れば、それを壊す技術が開発される。日東造機(千葉県)は、手動油圧機構(ハイドロリック モーション コントロール)を搭載したハードディスク破壊機HDB−20Vを発売する。HDDをV字に折り曲げ、さらにM字に圧迫破壊する機械だ。破壊エリアがスケルトン(透明カバー)なので、物理破壊の様子が一目瞭然に確認でき、破壊したHDDは簡単に手解体が可能、マテリアル金属としてリサイクルできるのだそうだ。 情報セキュリティEXPO(東京ビックサイト5月13日〜15日)で、お披露目展示される予定。想定市場価格は25万円。乗り換え前のスマホや、使わなくなったパソコン本体、感知しなくなったUSBなど、処分に困ってため込んでいる、という人、案外多いのでは?それらが簡単に処理できる個人用の破壊機、ほしいなあ。
