オトコの幸せって、家庭?仕事? 家庭と答えた男性は、たぶん家事もきちんとやっていると思うけど、男性の家事と幸福度は関係があるのだろうか。東北新社(東京)が運営する男性のための家事サイト「家men(いえめん)」が、全国の子どもがいる既婚男性2,444人(20〜40代)を対象に実施した「家族を持つ男性の幸福度」に関する調査によると、「普段実施している家事」について、「ごみ出し」「食器洗い」「浴室の掃除」をしている人の割合がTOP3を占めた。 その割合は、働いている日では「ごみ出し(67.6%)」、「食器洗い(57.8%)」、「浴室の掃除(41.9%)」で、働いていない日だと、「食器洗い(62.6%)」「浴室の掃除(58.8%)」「ごみ出し(50.6%)」と順位に変動がありながら、TOP3には同じ項目が並んでいる。 「1日あたりの平均の家事実施時間」については、働いている日だと、「15分未満(23.9%)」、「15〜30分未満(22.1%)」、「30〜45分未満(14.8%)」と少なめ。家事時間別の幸福度を平均点数でみると、働いている日、働いていない日にかかわらず、「105〜120分未満」と回答した人の幸福度がもっとも高く、ある程度家事時間が多い方が、幸福度が高い傾向にあるようだ。 この幸福度については、「あなたの家庭生活における幸福度を100点満点で教えてください」という質問に対する回答で、全国平均は72.4点。家事の時間を「105〜120分未満」と答えた人が75.7点となっている。ちなみに、家事の内容では「窓を拭く」と答えた人の幸福度が最も高い。 都道府県別の「家庭生活における幸福度(100点満点)」では、佐賀県(79.3点)が全国で1位、次いで、新潟県(77.9点)、沖縄県(77.8点)という結果に。ワースト3は、岩手県(64.0点)、千葉県(65.3点)、青森県(65.5点)だった。
