「天むす」

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年間約?400万個?を販売する “制覇”欲うずく地区限定発売

年間約?400万個?を販売する “制覇”欲うずく地区限定発売

 全国津々浦々、数えきれないほどそろっている駅弁。出張に出かけるターミナル駅で、毎回あちこちの駅弁を買っては、ランチの味で全国めぐりという人も結構多い。狭いニッポンだけど、郷土の味の幅は本当に広いのだ。なのに、身近なおにぎりは案外“統一”されている感がある。でも、これからはちょっと楽しめそうだ。ミニストップが全国を7地区に分け、地域の名物やその地域を連想するおにぎりシリーズ第1弾を6月23日(火)に発売する。  北東北地区は、なんばんみそおにぎり。明治から青森で愛され続けてきたごはんの友、「コムラのなんばんみそ」は、新鮮野菜を熟成させてもろみにつけこんだ風味豊かな味わいが特長。これをおにぎりの具材として挟み込んだ。南東北は会津天宝味噌焼おにぎりと牛タンおにぎり。関東は、あさりご飯に深谷ねぎみそ焼おにぎり、東海は当然、味噌かつと海老天むす。  近畿がだし巻玉子(いかなご佃煮入り)とソースカツで、四国は釜たま風竹輪天おにぎりと、阿波尾鶏使用鶏五目、そして九州がかしわ飯に高菜明太だ。うーん、“制覇”欲がうずいてしまうが、地区限定販売だ。 《地区の区分けについて》 ○北東北地区:青森県、岩手県 37店 ○南東北地区:宮城県、福島県 198店 ○関東地区 :茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県の一部 1.050店 ○東海地区 :岐阜県、愛知県、三重県、静岡県の一部 75店 ○近畿地区 :福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県 186店 ○四国地区 :徳島県、香川県、愛媛県 61店 ○九州地区 :福岡県、佐賀県、大分県 149店

ミラノ万博でそばが大ヒット  計画の1.4倍売上げる

ミラノ万博でそばが大ヒット  計画の1.4倍売上げる

 そば粉はヨーロッパにもある。フランスのそば粉のガレットなど、日本でも親しまれているメニューはあるが、ヌードルのそばは、やはり日本独自のもの。麺文化のあるイタリアでは、このそば粉の麺がウケているらしい。ミラノで開かれている『ミラノ国際博覧会』の日本館レストランで、そばを出しているサガミチェーン(名古屋市)のブースが、計画の1.4倍も売り上げを伸ばし、好評を博している。特に、ズッキーニなど現地イタリアの野菜を使った「天ぷらそば」が人気だ。 現地紙で“人気No.1パビリオン”として紹介されるほど話題になっている『日本館レストラン』。“伝統的でありながら日常的でもある食“として、そば、天ぷら、味噌汁、鶏の唐揚げなどのメニューを販売している。そばの知名度はまだ低いものの、日本独特の味覚といわれるUMAMI(旨味)が味わえるだし汁や、日本のそばより短めの平打ちにして“ミラノ仕様”に仕上げた麺など、初めて箸を使う外国人にも食べやすい工夫が人気を後押し。天丼やまぐろ漬け丼、天むすなども食べられるブース。在欧日本人にも垂涎ものだ。