「リサイクル」

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着なくなった服を回収してリユース 障害者スポーツを応援しよう!

着なくなった服を回収してリユース 障害者スポーツを応援しよう!

 家庭や職場に眠る衣類を寄付してパラスポーツの応援を! 「まだ着られる衣類」をリユースして、障害者スポーツ(パラスポーツ)を支援する「ふくのわプロジェクト」を実施している産経新聞社は、4月20〜26日の7日間、東京・大手町の東京サンケイビル地下2階プロモコーナー?に衣類回収ボックスを開設する(終日設置、最終日は午後5時まで)。着られるけど着なくなった服を有効活用するチャンスだ。 回収できるのは、「まだ着られる衣類」(帯、ネクタイ、スカーフ、手袋、水着なども可)で、洗濯またはクリーニング済みのものをビニール袋などに入れて持参する。集まった衣類は専門業者に買い取ってもらい、主に海外のマーケットで販売。衣類のリユースを促進するとともに、収益金を日本財団パラリンピックサポートセンターに寄付する。破れやシミ、ボタン破損などダメージのある衣類や、制服、作業着は回収不可。期間中の平日11時30分〜13時には、富士紡ホールディングスの協力で、ブランド物のハンカチや下着類などを格安で販売するチャリティーバーゲンを開催。この売り上げもすべてパラスポーツの支援に寄付する。 半年前に本格的にスタートした取り組みで、4月17日現在で集まった衣類の総量は8596キロ、衣類のリユースによる募金金額は37万7498円になっている。問い合わせ先は産経新聞社企画プロデュース部、電話03-3275-8656。

ニュース
子ども服に特化したリサイクル店  ユーズドセレクトショップ「POST&POST」

子ども服に特化したリサイクル店  ユーズドセレクトショップ「POST&POST」

 子どもの成長はあっという間で、前シーズンに買った服がもう小さいということはよくあることだ。兄弟姉妹がいれば使い回せるが、数回しか着ていない服が使えなくなるのはもったいない。環境問題などに取り組むボーダレス・ジャパン(東京)は、リユースを消費の主役にしようと、子ども服のユーズドセレクトショップ「POST&POST」の1号店を7月20日、福岡にオープンする。コンセプトは、「これまでリサイクルショップに足を運ばなかったオシャレママが買い物を楽しめる空間」であること。リサイクルの子ども服を魅力的な商品にしていくことで、ママたちの消費行動を環境に配慮したものに変えるきっかけを作り出したいという。8月中旬からはオンライン上でも買い取りを始める予定。買い取りできない服は、東南アジアの子どもたちに寄付する。 POST&POST福岡市博多区東那珂1丁目14-46 フォレオ博多2階営業時間:10:00〜20:00

知ってるけど買ってない  値段と社会性のジレンマ

知ってるけど買ってない  値段と社会性のジレンマ

 ユニクロのリサイクルや無印良品のオーガニックコットンシャツ、スターバックスのフェアトレードコーヒーなど、“社会性”のある企業活動や商品を知っている人は多いが、実際買っている人はさほど多くないことが、ラカス舘 SoooooS.カンパニー(大阪市)のアンケート調査で分かった。社会性のある商品で、中身まで理解した上での購買は、大手企業のものでも1割前後。 「どれが社会性のある商品か分からない」(44.3%)、「一般的な商品に比べて価格が高い」(32.8%)、「身近で買える場所がない」(29.3%)、などが理由だ。 もっとも、半数を超える人が、商品の安さよりも商品を通じたより良い社会づくりへの貢献を評価しているし、フェアトレード、オーガニック、エコ、寄付つき等の社会性のある商品について、約4割の人が将来的には買いたい、と回答している。特に女性や既婚者などの関心は高かったという。 確かに、値段より社会性。でもいざ商品を目の前にすると、ちょっと高いかなぁと“通過”。ジレンマにおちいるよね。