「ポリ袋」

記事一覧

夏からレジのポリ袋禁止 仏の環境対策

夏からレジのポリ袋禁止 仏の環境対策

 スーパーなどのレジで、ポリ袋が有料になっているところは多い。無料でも手持ちの袋を使えば、何円か引かれたり、ポイントがたまったり。だが、フランスでは今年7月1日から、レジでポリ袋を使うこと自体が禁止される。エネルギー・トランジション(転換)法に基づくもの。 フランス・ブルーなど現地メディアによると、50マイクロメートル(0.05ミリ)以下の薄さのポリ袋をレジに置くことは、全面的に禁止される。どうしても必要な場合、消費者は紙袋か再利用可能な袋を買うことになる。廃棄物が自然にかえるまでの長さを比べると、紙なら1年、缶は50年、だが、ポリ袋は450年。仏環境大臣セゴレーヌ・ロワイヤル氏は「“転換”が必要な時だ」としている。 現在もフランスでは、買い物袋を持参するのが普通で、忘れるとレジで有料の袋を買わねばならないところがほとんど。スーパーでお菓子などを買う日本人観光客は多く、袋が提供されず困惑している人を時折見かけるが、この夏からはさらに徹底されるから、スーパーに行くなら、買い物袋を忘れずに。 France Bleu

ニュース
ポリ袋のメッシが話題に! アフガンの5歳の男の子

ポリ袋のメッシが話題に! アフガンの5歳の男の子

 先週末から、ネット上でシェアされ続けている少年の写真がある。アフガニスタンのムルタザ・アフマディちゃん(5歳)。サッカーが大好きで、青白縦じまのアルゼンチンのユニフォームを着てボールを蹴っている。この写真に多くの人が胸を痛めた。彼が着ているユニフォームは、ポリ袋で作ったものだったからだ。だが、そのムルタザちゃん、メッシ本人に会える可能性が出てきた。 クーリエ・インターナショナルなどによると、ポリ袋でユニフォームを作ってあげたのは、15歳のお兄さんホマヨン君。2週間前に弟がそれを着てボールを蹴っている写真をFacebookに載せたところ、あっという間に拡散した。「僕はサッカーが大好き。大きくなったら、メッシみたいな選手にないたいんだ」とムルタザちゃん。ホマヨン君は、ムルタザちゃんが好きな「メッシ」と「10番」をフェルトペンでポリ袋に描いてあげたという。 ムルタザちゃんは、南アフガンのカブールとカンダハルの間にある町に住んでいる。父親のモハマドさんは、AFP通信などの取材に「うちは貧しい農家。ムルタザにメッシのユニフォームを買ってやることはできなかった」と話す。家にテレビはなく、ムルタザちゃんは大好きなメッシが出る試合を見るには、隣家に行かねばならない、という。 ムルタザちゃんの写真は、70万人が登録しているメッシファンのツイッター・アカウント@messi10statsの管理人にも届き、メッシが何かプレゼントできるように、この少年の身元を知りたいというチームからのメッセージを受け取っていた。Fox News Latinoなどによると、アフガンのサッカー連盟は、メッシと彼が所属するFCバルセロナから、メッシが直接ムルタザちゃんに会う機会を探っている、というメッセージを受け取ったという。心温まるファンミーティングが、実現するかもしれない。Courrier International Fox news latino