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親が独り暮らしになったときに備えて知っておきたい4つのこと

親が独り暮らしになったときに備えて知っておきたい4つのこと

「片方の親が亡くなり、もう片方の親が独り暮らしになった」「今は元気な年老いた親も、いつ急に体調を崩すか分からない」…。そんな状況でも、仕事や子育ての環境、夫婦の価値観などさまざまな理由により、年老いた親と同居できないケースもある。日本が「超高齢社会」(総人口に対して65歳以上の高齢者人口が占める割合が21%を超えた社会)に入ってから今年で10年。出生数の減少傾向を伴い、財務省は、2025年には高齢者1人を現役世代1.8人で支える時代が来ると予測している。一方で、65歳以上の高齢者が子どもと同居している割合も減っているようだ。 「親の独り暮らし」が急に訪れてもあわてないよう、親・家族双方が安心して暮らせるために知っておくと心強い情報をチェックしておこう。 【1】緊急時にも対応する自治体や民間の高齢者サポート 各自治体も独り暮らしの高齢者をサポートするために、以下の実施例のような事業を展開している。・配食サービス・定期的な訪問 民間業者と連携して、病気などで買物や調理が困難な高齢者に食事を届けたり、地域のボランティアが独り暮らしの高齢者を定期的に訪問したりして、安否を確認。・相談コールセンターの設置 24時間365日体制で相談を受け付け、緊急時に自宅を訪問して支援を行う体制を取っている自治体もある。・緊急通報システム 委託事業者の受信センターに通報するための通報機・センサー類・ペンダントなどを貸し出し、急病時に自動通報で救急車などの要請ができる仕組みを整えている自治体も。 これらは、厚労省の地域支援事業として交付金が出される中で自治体が任意に取り組んでおり、全国でも高い割合で普及している。親の居住地の自治体での実施状況や、申込の方法などを確認しておこう。 【2】日用品を使ったさりげない見守りサービス 日常的に使う生活用品を使った「さりげない見守り」もある。象印マホービン「iポット」(契約料税別5,000円、月額利用料税別3,000円)は、無線通信機を内蔵した「電気ポット」の使用状況を、家族の携帯電話またはパソコンにEメールで知らせる。ホームページの契約者専用ページで1週間のポット使用状況をグラフで見て、生活リズムを確認することができる。ポットは機能を最小限にし、操作もシンプルで使いやすい設計になっている。 東京ガスはこれまで、ガスの異常と消し忘れを電話で知らせたり、自宅のガスを遮断するサービスなどを合わせた「マイツーホー」を月額507円(税込み)で提供。このサービスに、離れて暮らす家族のガスの利用状況を携帯電話のメールやパソコンで毎日知らせ、食事の支度や入浴などの生活パターンを確認する機能を合わせた「みまもーる」を月額1050円(税込み)で提供してきた。4月からは、「ワンコインでよりお手軽に安心が買えるよう」(同社広報部)サービス内容を拡充。「マイツーホー」のサービス内容に「前日ガス未使用のお知らせ」を付けた「くらし見守りサービス」を、初期加入料不要、月額500円(税込み)で提供する。  【3】保険会社による高齢加入者へのアフターフォローも 生命保険の長い保険期間中に加入者の状況が変わることは多々ある。連絡先の変更を契約者本人ができなかったり、保険事故(保険会社が保険金や給付金の支払いを行う事由となるできごと)が発生しても保険会社に連絡をしなかったことで、受けられるべき給付が受けられないことも。こうした事態を避けるために明治安田生命が取り組んでいるのが、高齢加入者へのアフターフォローだ。 明治安田生命では、全国3万人の営業職員が日々の顧客定期訪問に加え、「MY長寿ご契約点検制度」によりアフターフォローを行なっている。「MY長寿ご契約点検制度」は、長寿の節目である77歳(喜寿)、90歳(卒寿)、99歳(白寿)、108歳(茶寿)、111歳(皇寿)を迎える契約者に、保険金等の請求や連絡先変更の有無を保険会社側から積極的に尋ねる制度で、往復はがきを送付し、返信がない場合は電話で契約内容を点検する。さらに90歳以上の契約者について、はがきでも電話でも確認できなかった場合、直接訪問して確認を行う。 【4】資産の管理、終活…子の立場でどんな準備ができる? では、離れて暮らす子の立場では、どんなことを準備しておくとよいだろうか。遠隔地に住んでいる場合は、航空会社大手の航空券の介護割引なども、必要に応じてチェックしておくと安心できそうだ。 トラブルになりがちな資産面や、なかなか話題にしにくい終活などについては、どんな準備が必要なのだろうか? ファイナンシャルプランナーの馬養雅子さんに伺った。 資産の情報を整理 まず、不動産・預金などの資産面。「父親が先に亡くなっている場合、自宅の名義が父親のままになっているケースもあります。母親が亡くなったときにトラブルにならないよう、母親への名義変更をしておいたほうがよいでしょう。また、亡くなったり認知症になったりしたときに備え、預金の金融機関・支店名・預金の種類、できれば口座番号や残高も確認しておきたいものです」(馬養さん)。親が亡くなった後に借金が判明したという話も、決して珍しいことではない。借金の有無を必ず確認するとともに、どのような生命・損害保険に加入しているかや、保険の情報(保険会社・証券番号・保険の種類・契約者・受取人・保険金額・保険料など)を一覧表にして整理しておくことを馬養さんは勧めている。“入院セット”があれば安心 「急に入院することになっても慌てないよう、下着やタオルなど身の回りのものをまとめた“入院セット”を作っておいてもらうと安心」と馬養さん。何かあったときに様子を見に行ってくれる近所の人や親しい友人などを把握しておくことも大切だ。元気なうちに話し合いを 元気で暮らしているうちにはなかなか話題にしづらいのが、在宅がよいか施設に入りたいかという介護の希望や、延命措置をどうするか、また、葬儀やお墓などに関すること。しかし逆に、元気なうちにこそお互いの安心のために、明るく話し合っておくのがよいのかもしれない。馬養さんは、市販のエンディングノートや終活ノートを書いてもらったり、言い出しにくい場合はそれらをさりげなく親の家に置いてくることなどもよいのでは、と提案している。

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

ヤマハが中核クラスAVアンプ2機種 Wi-FiやBluetoothなど機能が充実

 ヤマハは、AVサラウンドアンプ「RX-V479」(61,000円・税抜)と「RX-V579」(72,000円・税抜)を7月中旬に発売する。先のベーシックモデルRX-V379(関連記事:http://www.pc-audio-fan.com/news/pc/20150520_73977/)に続く、新しいクラス分けの上位モデルとなり、4K/60pとHDCP2.2対応、Wi-Fi、Bluetoothなど、最新トレンドにしたがって機能を充実させている。 RX-V479が5.1ch、RX-V579が7.1chサラウンド対応アンプ。このクラスでは話題のDolby Atmosには対応していないが、新世代映像として注目を集める4K映像は4K60p 4:2:0のフルスペック、その著作権保護伝送のためのHDCP2.2に対応したHDMI入出力を装備。これからのAVソースも心おきなく楽しめる。 広帯域、高速伝送が行える規格のWi-Fiを内蔵。Wi-Fiルーターを通してワイヤレスで家庭内のネットワークにつながるので、ネットワークオーディオを楽しむのも簡単、アプリによる本体の操作をしたり、Wireless directによるAirPlayなどのストリーミング再生が直接楽しめる。 ネットワークオーディオでは、新たにAIFF192kHz/24bitとDSD2.8MHz/5.6MHzの音源ファイルの再生に対応(DSDはNASに依存)、またUSBメモリーでも再生できるようになった。回路では、低ノイズ化した新しいネットワークモジュールを採用。ネットワーク、Bluetooth、USB経由での再生を高品位化している。  Bluetoothは、標準コーデックのSBCのほか、より高速、高品位の伝送を行うAACもサポートして音質面に配慮。なお、圧縮音声で不足してしまう高音域、低音域を補うためのミュージックエンハンサーも新開発。同じBluetoothもより良い音で楽しめるようになっている。 このほかリモコンもデザインを一新して、ボタン類を大きくシンプルにして操作性を向上。スマートフォンやタブレットから快適に操作できるAV CONTROLLERと、設置や配線、動作設定などを画面でサポートするAV SET UP GUIDEの専用アプリを用意している。 RX-V479とV579の違いは前出のパワーアンプch数のほか、V579では一部パーツ類により高品位なものを使い、5.1chスピーカー構成で9.1chの仮想的な再生が可能なバーチャル処理機能を備えているところ。■リンクヤマハwebサイト・ニュースリリース  http://jp.yamaha.com/news_release/2015/15060901.html-

オーディオテクニカがオーバーイヤー型ヘッドフォン2シリーズ5機種を発売

オーディオテクニカがオーバーイヤー型ヘッドフォン2シリーズ5機種を発売

 音響機器のオーディオテクニカは、オーソドックスなオーバーバンドタイプのヘッドフォン「ATH-AVC500/ATH-AVC300/ATH-AVC200」と「ATH-AVA500/ATH-AVA300」を、6月19日(金)に発売する。部屋でのリスニングに向けた高音質設計や長時間リスニングのための快適な装着性などが考えられている。ATH-AVC500(市場価格7,000円前後)/ATH-AVC300(3,000円前後)/ATH-AVC200 (2,000円前後) 密閉ダイナミック型が共通の特徴。最上位のATH-AVC500は、53?径のCCAW(銅クラッドアルミ線)ボビン巻きボイスコイルドライバーを搭載。ハウジングは共振を抑えるアルミ材、ヘッドバンド部も頭に掛けるだけで最適にフィットする方式などを採用する。イヤパッドも耳にやさしい低反発素材だ。インピーダンス40Ω、出力音圧レベル106dB/mW、最大入力1800mW、重量は約270g。  ATH-AVC300は、CCAWボイスコイルのドライバー口径が40?となり、ヘッドバンド部は大型バンド内側の調整用サポートで装着するデザイン。イヤパッドは高い密閉性を維持しながらソフトな耳あたりとしている。インピーダンス40Ω、出力音圧レベル104dB/mW、最大入力500mW、重量は約230g。ベーシックモデルのATH-AVC200は、同じ40?口径でボイスコイルが標準タイプとなる。ヘッドバンド部やイヤーパッドはAVC300と同様。主な仕様は、AVC300と共通で、重量が約210gとなる。ATH-AVA500(市場価格7,000円前後)/ATH-AVA300(4,000円前後) AVCシリーズの密閉型に対して、AVAシリーズはアルミハウジング部外側をパンチングメタルとしたオープンエアのダイナミック型。ATH-AV500はドライバーにCCAWボイスコイルの53mmドライバーを採用。ヘッドバンドはATH-AVC500と同様のフリーアジャストヘッドサポートとしている。イヤパッドは通気性を持たせたベルベット調のイヤパッドとしている。インピーダンス35Ω、出力音圧レベル96dB/mW、最大入力700mW、重量は約275g。 ATH-AVA300もアウターパネルをパンチングメタルとしており、ドライバーは専用設計の40?径となる。ヘッドバンドはATH-AVC300と同様のアジャスタブルヘッドサポートを採用、イヤパッドは布製。インピーダンス34Ω、出力音圧レベル94dB/mW、最大入力300mW、重量は約230g。■リンクオーディオテクニカ・ニュースリリースhttp://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=117http://www.audio-technica.co.jp/release/release_detail.php?releaseId=119-

Celsus Soundが小型USB DAC/アンプ「CompanionOne」 DSD再生やAirplayに対応

Celsus Soundが小型USB DAC/アンプ「CompanionOne」 DSD再生やAirplayに対応

 輸入オーディオ機器のフューレンコーディネートは、米国Celsus Sound(セルサスサウンド)のUSB DAC/ヘッドフォンアンプCompanion Oneを、6月12日(金)に発売する。DSDなどのハイレゾ音源に対応、また192kHz/24bitまでサポートするWi-Fi機能を搭載している。価格は、83,000円(税抜)。 DACチップには定番となっているESSテクロノジーのES9018MK2を使い、DSD5.6MHzとDXD384kHz /32bit(いずれも最大)の音源に対応し、ASIOもサポート。USB転送は非同期モードによる低ジッター化を図り、44.1kHz系と48kHz系で分けた2基のクロックを設けるなど、据え置き型並みの高音質設計を採る。アンプ回路もI/V変換にOPA1612、ゲイン/電流バッファーにAD8397と、こちらも定評あるOPアンプを使い、ヘッドフォンの十全な再生を目指している。 本体はアルミ削り出し、両面にクリアガラスを配したスマートフォンを厚くしたような形をしており文字通りスマート。USB入力はUSB-micro B、出力端子は、デジタルとライン(3.5mmステレオミニ)とヘッドフォン(3.5mmステレオミニ)のほか、デジタル(光ミニ)を装備する。また、Airplayに対応し、Wi-Fiを通してアップル機器の音楽コンテンツのワイヤレス再生が可能なのは、アウトドアでの使用に便利。 アンプ出力電圧はハイ3Vrmsとロー1.5Vrms、ヘッドフォン出力(適合インピーダンス16〜300Ω)が160mW(32Ω)、28mW(300Ω)。各機器との接続ためのMicro USBと、ライトニング、アップル30Pin、Android OTG USB、USB Aの各端子のケーブルが付属する。■リンクブランドwebサイト・インフォメーションページ  http://www.nuforce.jp/information.html-

JVCがスポーツ用イヤフォン「HA-EXC25」 防滴仕様でイヤーフックを装備

JVCがスポーツ用イヤフォン「HA-EXC25」 防滴仕様でイヤーフックを装備

 JVCケンウッドは、JVCブランドにてスポーツをしているときも音楽を聴くことができるイヤフォンHA-EXC25を、5月中旬に発売する。汗や水しぶきにも安心の防滴性能をもち、身体の動きにも耳から外れにくい新デザインのイヤーフックを備えている。オープン価格で、店頭などでは2,300円前後(税抜)となる見込み。 本体はネオジムマグネットのダイナミックドライバーをもつ8.6gの軽量なカナル型。耳に沿うようにサポートするイヤーフックは、本体ハウジングを軸に動かせるようになっていて、ハウジングが耳にぴったりと収まり、さらに安定した装着で快適に使えるようになっている。アウトドアを含むスポーツ時のリスニングでの汗や雨などにも安心の、水しぶきがかかっても大丈夫なIPX2相当の防滴仕様とななっている。 感度は102dB/mW、インピーダンス16Ω。プラグは金メッキの3.5mmL型ステレオミニ。■リンクJVCブランドwebサイト・製品ページ  http://www3.jvckenwood.com/accessory/headphone/inner/ha-exc25/-