NPO法人キッズデザイン協議会は25日、「第11回キッズデザイン賞」の表彰式を開催した。

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NPO法人キッズデザイン協議会は25日、「第11回キッズデザイン賞」の表彰式を開催した。
「第11回キッズデザイン賞」受賞作品が、21日に発表された。同賞は、2006年にスタートした、子供への配慮や子供目線を持った良質な製品・空間・サービス・プログラム・調査研究活動などを幅広く顕彰する制度。
先般発表された「第10回キッズデザイン賞」のうち、住宅・不動産関連会社による受賞は、積水ハウス(株)「安全配慮引手」とパナホーム(株)・パナソニック(株)「KodoMotto(こどもっと)」。いずれも審査委員長特別賞を受賞した。
算数は、1年生の足し算・引き算からかけ算・割り算と発展し、高学年には図形や小数点などを学ぶ。手で計算できたうちは分かりやすいが、だんだんとイメージがしづらくなり、算数が苦手になるお友達もいるのでは。 学研教育出版の「さわって学べる算数図鑑」は、足し算・かけ算・分数から、図形や立体まで、算数に関するさまざまなことを、しかけを通して体感できる図鑑で、説明を読んだり、計算したりするだけでは分からなかったことも、いろいろな種類のしかけを通して直感的に理解できるようになっている。今年、「第9回キッズデザイン賞」を受賞したすぐれものでもある。ちょっと算数が難しくなってきたという子は、夏休みにこの図鑑で算数のおもしろさに触れてみては? 定価は2,376円(税込み)。
東建コーポレーション(株)は8日、同社の子育て賃貸住宅商品「チャイルドキッズ アパート」および「チャイルドキッズ 賃貸マンション」が「第8回キッズデザイン賞」(主催:NPOキッズデザイン協議会/後援:経済産業省)をダブルで受賞したと発表した。 同商品は、「子育て対応のKIDSバリアフリーデザインの導入により、誰もが安心・安全・快適に暮らすことができる住まい」がコンセプトの賃貸住宅。安全面での強化のみならず、コミュニティや外観の雰囲気づくりを含め、子育てを楽しめる生活を提案。子供同士、親同士のふれあいの場を設け、外観デザインにカラフルな色を使い、日々の生活が楽しく、明るく夢のある住まいを演出している。 今回、キッズデザイン賞「子どもの産み育て支援デザイン部門」において、子供の安全や子育てをする側の身体的かつ心理的な負担の軽減にも配慮していることが評価されての受賞となった。 なお、昨年度の「ユニヴァリィシリーズ」に続く2年連続の受賞となる。
(株)LIXIL住宅研究所は8日、「災害時にも子どもにやさしい家『レジリエンス住宅』CH14」と「アイフルホーム 30th」の2プロジェクトが、「第8回キッズデザイン賞」を受賞したと発表した。 キッズデザイン賞とは、子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン、創造性と未来を拓くデザイン、そして、子どもたちを産み育てやすいデザインを顕彰する制度。 「災害時にも子どもにやさしい家『レジリエンス住宅』CH14」は、妊婦や子ども、高齢者など、すべての人に安全・安心な間取り、ブルーライトコントロール、よく眠れる寝室、花粉やウィルスを入れないクリーンエントランス、湿度コントロールなど、平常時に家族の健康を守る免疫力を持つ。また、自立型エネルギー、耐震、制震の基盤をデザインするなど、災害時の安全・安心を守り、地域の防災拠点にもなるなどの点が評価された。 「アイフルホーム 30th」は、子どもの成長やライフスタイルに合わせて家を自由自在に変化できる点、大空間・大開口で快適に暮らすために断熱性・耐震性を高めた点、子どもでも簡単に操作できる「iPadプランニングシステム」で家族が一緒に家づくりを楽しめる点、などが評価された。