「業界初」という謳い文句に、深く納得せざるを得ない。お葬式の早割だ。早く予約すれば割引になるのが早割。それは分かるけど、お葬式を早割にするってどういうこと? 文字通り、“事前”にお葬式の予約をしておく、ということだ。人生の終わりをよりよく迎えようという「終活」ブームの影響もあり、「子供に迷惑を掛けたくない」など、事前にお葬式の準備をする人が増えているのだという。そこでユニクエスト・オンライン(大阪市)が、お葬式と寺院手配費用が、合わせて最大66,000円割引になる、業界初の早割チケットの販売を始めたというわけ。すでにこの1年で5,000枚が売れているといい、今月15日からセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど、全国36,000店のコンビニでもチケットを買えるようになった。 ちなみに目下、早割の購入目的は、1位:母親あて(43.7%)2位:父親あて(21.2%)に次いで、3位:自分のため(10.6%)だそうだ。コンビニでチケットを買っておけば、天国に行っても割引が実感できる?
