健康のためにちゃんと野菜もとってね、という妻に、単身赴任の夫が「毎日サラダ食べてるよ」と答えても、安心してはいけない。サラダには、太るサラダ、というのがあるからだ。(サニーヘルス・東京の調査レポート『太るサラダとダイエット向きサラダ あなたが食べているのはどっち?』) その筆頭がポテトサラダ。じゃがいもが主体となっているから高カロリー。しかもマヨネーズをたっぷりと和えるので脂肪も多く摂ることになり、さらにカロリーアップする。かぼちゃサラダも同様。かぼちゃ自体は栄養価が高く、ビタミンが豊富だが、じゃが芋と同じで糖質が高いから、サラダだからと安心してモリモリ食べてしまうと当然カロリーオーバーだ。 春雨サラダも、炭水化物が主成分だから、決して低カロリーなヘルシーフードというわけではなく、パスタの一種であるマカロニサラダも、サラダとは名ばかり。とうもろこしの粒をマヨネーズやコールスロードレッシングで和えたコーンサラダは、糖質+脂肪が主体。箸休めにはちょうどいいけど、ダイエット向きとはいえない。 ならば、どんなサラダがいいかというと、例えばサニーレタス、グリーンリーフ、サラダ菜など。緑黄色野菜としてβカロテンが豊富に含まれているから、体内でビタミンAに変換され、肌のコンディションを整えるなどの効果がある。生野菜だけでなく、温野菜を取り入れるのもよい。ビタミンの流出をなるべく防ぐには、茹でるよりも蒸す方がベター。蒸し器がない場合は、普通の鍋で“蒸し煮”にしても大丈夫だ。 サラダ食べてるよ、という遠方の家族には、何サラダ?と聞くのをお忘れなく。
