フランスの化粧品ブランド「ランコム」の創設80周年を記念したパーティーが7日夜から8日未明にかけてパリで開かれた。司会を務めたイザベラ・ロッセリーニさんやペネロペ・クルスさん、ジュリア・ロバーツさんなど有名女優ら約1200人が参加し、長年の繁栄を祝福した。 真っ赤なバラの生花アーチが来場者を出迎える会場は、人生を美で彩ることを理念に掲げるランコムらしい演出にあふれ、同社の商品をかたどった様々なオブジェと相まって、ランコムファンを魅了した。 1990年からランコムの香水「トレゾァ」のキャンペーンに起用されたロッセリーニさんは「自分にとってはただのブランドではない。ランコムのすべての女性を美しくするというミッションは、時代を超えて女性を幸せに導いている。私が人生の中でずっと共感し続けてきたブランド」とあいさつした。 ジュリア・ロバーツさんは「若かったころ、理想の女神像がイザベラ・ロッセリーニだった」、ケイト・ウィンスレットさんは「ランコムのアンバサダーの一人であることを、私は全く仕事とは感じていない」、リリー・コリンズさんは「80年も女性を外見からも内面からも美しくし続けてきたブランドと仕事ができることは、とても名誉」とそれぞれあいさつし、イザベラさんやランコムの仕事をたたえた。 歌手のカイリー・ミノーグさんが代表曲「wow」などを披露したプライベートライブもあり、会場を盛り上げた。パーティーの模様を伝える動画は、ランコムFacebookアカウントで公開している。
