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首都圏新築マンション購入価格、調査開始以来初の5,000万円超え/リクルート住まいカンパニー調査

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(株)リクルート住まいカンパニーは15日、「2016年首都圏新築マンション契約者動向調査」結果を発表した。16年1〜12月の首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)新築分譲マンション購入契約者を対象に、調査票を送付。4,294件を集計した。

購入物件の所在地は「東京23区」が最も多く、40.3%(前年比7.6ポイント減)と01年の調査開始以来最高値であった15年から減少に転じた。以下、「神奈川県」22.3%(同5.0ポイント増)、「東京都下」13.9%(同2.0ポイント増)、「埼玉県」12.3%(同0.2ポイント増)、「千葉県」11.2%(同0.4ポイント増)と続いた。

ライフステージ別にみると、シングル世帯では「東京23区」の割合が57.6%と全体に比べて高く、シングル男性世帯で53.1%と5割を超え、シングル女性では61.7%と6割を占めた。

購入価格は、「6,000万円以上」が23%、「5,000万〜6,000万円未満」が22%で、5,000万円以上で全体の45%を占めた。平均購入価格は5,081万円(前年比106万円増)と、調査開始以来初めて5,000万円を超えた。

具体的に検討した住宅の種別では、新築マンション以外では「中古マンション」が46.9%(同1.0ポイント増)と最多に。03年以来増加傾向にあり、今回はこれまでで最も高い。

購入物件を所在地別にみると、東京都下では「新築一戸建て」の検討率(31.9%)が全体に比べ高かった。ライフステージ別にみると、シングル女性世帯は「中古マンション」(52.8%)の検討率が全体に比べて高く、5割を超え、子供あり世帯では「新築一戸建て」(33.0%)の検討率が全体に比べて高かった。

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