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首都圏の中古戸建て価格、2ヵ月連続で上昇/東京カンテイ調査

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(株)東京カンテイは9日、2016年8月の主要都市圏・主要都市別の中古木造戸建て平均価格動向を発表した。調査対象は敷地面積100〜300平方メートル、最寄りの駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。

首都圏の平均価格は3,072万円(前月比1.3%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。地域別では、東京都が5,747万円(同3.9%減)と反転下落。神奈川県は3,126万円(同4.5%上昇)と4ヵ月ぶりに反転上昇。千葉県は2,162万円(同0.6%下落)と反転下落。埼玉県は2,302万円(同2.5%増)と3ヵ月ぶりに反転上昇した。首都圏では、神奈川県と埼玉県で価格が上昇した。

近畿圏の平均価格は2,412万円(同1.0%下落)と再び下落に転じた。近畿主要3府県では、京都府のみ上昇を維持しており、近畿圏では京都府のみが上昇傾向を維持している。

中部圏の平均価格は2,166万円(同0.9%上昇)。愛知県が2,778万円(同9.6%上昇)だったことが影響して強含んだ。

福岡県は1,542万円(同4.2%下落)と2ヵ月連続の下落。1,600万円を下回るのは12ヵ月ぶりだった。

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