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首都圏新築小規模戸建ての平均価格、前月比微減/東京カンテイ調査

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(株)東京カンテイは9日、2016年5月の主要都市圏・主要都市別の新築小規模一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅から徒歩30分以内かバス20分以内。木造で、土地・建物ともに所有権の物件。

首都圏の新築小規模一戸建ての平均価格は4,039万円(前月比1.9%下落)となった。土地面積が100〜300平方メートルの新築一戸建て住宅の平均価格3,482万円と比べ、16.0%高額となっている。
都県別では、東京都の平均価格は5,000万円(同0.1%上昇)と4ヵ月連続の上昇。神奈川県3,850万円(同0.1%下落)、千葉県3,271万円(同0.9%下落)、埼玉県3,277万円(同1.3%下落)。価格水準自体に変化はないが、わずかに下落傾向となった。

近畿圏の平均価格は3,024万円(同0.6%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。大阪府は2,981万円(同1.0%上昇)と3ヵ月連続の上昇。兵庫県は3,242万円(同4.7%下落)と4ヵ月ぶりに下落に転じた。京都府も2,999万円(同9.5%下落)と3ヵ月ぶりに下落し、近畿圏主要全府県では、大阪府のみが上昇した。

中部圏は3,334万円(同3.3%上昇)と3ヵ月連続の上昇。愛知県は3,505万円(同6.9%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。

主要都市別では、東京23区が5,647万円(同1.2%下落)と4ヵ月ぶりに下落。都下は4,003万円(同2.9%上昇)、横浜市は3,951万円(同0.6%下落)、川崎市は4,508万円(同3.3%上昇)、相模原市は3,496万円(同1.3%下落)、千葉市は3,297万円(同13.9%下落)、さいたま市は3,663万円(同8.1%下落)となった。
大阪市は3,516万円(同2.9%上昇)と、3ヵ月連続の上昇。堺市は2,541万円(同1.7%下落)、神戸市は3,375万円(同2.0%下落)、京都市は3,157万円(同12.9%下落)だった。
名古屋市は3,741万円(9.0%上昇)と大きく上昇した。

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