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住まいにおける女性の決定権、「キッチン回り機器」が半数以上/LIXIL住宅研究所調査

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(株)LIXIL住宅研究所はこのほど、住まいにおける女性の決定権に関する調査報告を発表した。全国の一戸建て(持ち家)に住む既婚女性500名を対象に、3月14〜21日の間インターネット調査を実施。

それによると、住まいの場所や間取り、住宅設備の最終決定をするのは「妻」が36.8%、「夫」が43.0%とその差は6.2ポイントで、住まいの最終決定権は夫がすることが多いものの、夫が一方的に決めているわけではないことが分かった。
妻の意見が強くなるのは、「キッチン回りの機器やデザイン」(54.1%)で、「各部屋のカーテンや壁紙」(39.8%)、「家の間取り(部屋数、部屋割りなど)」(30.1%)と続いた。その理由は、「家事は主に自分が行なっているから」(45.7%)、「家にいる時間は自分のほうが長いから」(29.5%)、「自分の意見が妥当であり、夫も納得したから」(28.9%)など。

また、住まいを建てた(購入した)とき、夫に対して不満を持ったという妻は32.3%。その内訳は、「もっと相談にのってほしかった(相談しても適当な返事をした)」(12.5%)、「予算も考えずに理想ばかりを押し付けてきた」(8.0%)などとなった。

住まいを建てた(購入した)ときに、建てること(購入)を決定する後押しになった営業マンの対応については、「分かりやすい簡潔な説明をしてもらった」が31.6%。「住宅購入に関しての自分の話をきちんと聞いてくれた」(26.8%)、「住宅購入に関する専門的な提案をしてもらった」(25.1%)が続いた。

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