(株)東京カンテイは27日、3月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンションの流通事例価格を70平方メートルに換算して集計、その価格変動を天気マークで表したもの。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記する。
同月の「晴」は14地域(前月15地域)に減少。「雨」は1地域(同2地域)、「小雨」は9地域(同7地域)、「曇」は9地域(同12地域)、「薄日」は14地域(同11地域)となった。
前月「薄日」の11地域のうち、「晴」に改善したのは滋賀県、奈良県、岡山県の3地域。7地域は「薄日」で変化なく、徳島県のみ「曇」に悪化した。
全国で天候が改善したのは、10地域(同13地域)に減少。横ばいは28地域(同29地域)に微減、悪化は9地域(同5地域)に増加した。47都道府県の価格減少県数は20地域(同11地域)に増加しており、天候は改善しているが価格下落に転じた県が多くみられた。
天気図については、同社公表資料を参照。