(株)東京カンテイは14日、2016年3月の三大都市圏の分譲マンション賃料月別推移を発表した。
同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たりの平均賃料は2,589円(前月比2.4%上昇)と3ヵ月ぶりの上昇となった。賃料水準が高い東京都での事例シェアが持ち直したことなどが要因。
都県別では、東京都3,216円(同1.7%上昇)、神奈川県2,080円(同1.1%上昇)、埼玉県1,620円(同1.5%上昇)といずれも1%超の上昇に。一方、千葉県では習志野市や浦安市で平均築年数の進行に伴い賃料水準が低下したため、1,550円(同1.3%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。
また、近畿圏の平均賃料は1,798円(同0.4%下落)と弱含みで推移、1,800円を下回った。中部圏は1,573円(同0.5%下落)と5ヵ月ぶりの下落となった。