ニュース

最新不動産ニュース

首都圏マンション供給、15年度は14%減の4万戸割れ/不経研調査

この「記事」が気に入ったらみんなにシェアしよう!

みんなにシェアしよう!

(株)不動産経済研究所は14日、2015年度(15年4月〜16年3月)の首都圏マンション市場動向を発表した。

同年度の首都圏における新規供給戸数は3万8,139戸(前年度比14.4%減)。地域別では、東京都区部1万7,434戸(同17.5%減)、都下4,707戸(同5.4%減)、神奈川県7,752戸(同12.3%減)、埼玉県4,421戸(同4.3%減)、千葉県3,825戸(同28.5%減)と全エリアで減少、千葉県では3割近い減少となった。

1戸当たりの平均価格・平方メートル単価は5,617万円・79万3,000円(同10.4%上昇・10.6%上昇)と上昇。地域別では、東京都区部6,842万円・100万1,000円(同13.4%上昇・13.5%上昇)、都下4,766万円・64万5,000円(同3.4%上昇・1.7%上昇)、神奈川県5,077万円・71万1,000円(同17.0%上昇・17.7%上昇)、埼玉県4,207万円・58万7,000円(同7.8%上昇・8.1%上昇)、千葉県3,803万円・50万1,000円(同4.4%下落・2.7%下落)で、千葉県以外は平均価格・平方メートル単価共に上昇した。

初月契約率は月間平均72.7%(同1.9ポイント減)。70%台は7年連続。

同年度の即日完売戸数は2,659戸で発売戸数の7.0%であった。

なお16年3月の首都圏マンション発売戸数は2,693戸(前年同月比39.6%減)と4ヵ月連続の減少。契約戸数は1,820戸で、月間契約率は67.6%(同12ポイント減)と6割台に落ち込んだ。1戸当たりの平均価格・平方メートル単価は5,638万円・80万2,000円(同8.7%増・9.0%増)。即日完売は132戸で、3月末の翌月繰越販売在庫数は6,039戸。4月の販売戸数は2,500戸の見込み。

この「記事」が気に入ったら
みんなにシェアしよう!

MATOME