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首都圏新築マンション契約者、平均購入価格が過去最高に/リクルート住まいカンパニー調査

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(株)リクルート住まいカンパニーは22日、「2015年首都圏新築マンション契約者動向調査」結果を発表した。16年1〜12月の首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)新築分譲マンション購入契約者を対象に、調査票を送付。4,065件を集計した。

購入物件の所在地は「東京23区」が最も多く、47.9%(前年比10.3ポイント増)と01年の調査開始以来最高値となった。以下、「神奈川県」17.3%(同7.3ポイント増)、「東京都下」11.9%(同2.4ポイント増)、「埼玉県」12.1%(同2.6ポイント増)、「千葉県」10.8%(同2.3ポイント減)と続いた。

ライフステージ別にみると、シングル世帯では「東京23区」の割合が58.8%と全体に比べて高く、シングル男性世帯で62.5%と6割を超え、シングル女性でも54.6%を占めた。

購入価格は、「6,000万円以上」が21%、「5,000万〜6,000万円未満」が20%で、5,000万円以上で全体の4割強を占めた。平均購入価格は4,975万円(前年比635万円増)と、調査開始以来最高額となった。購入物件所在地別に平均購入価格の推移をみると、すべての地域で14年から上昇。調査開始以来最高額となり、特に東京23区で上昇幅が大きいことが分かった。

具体的に検討した住宅の種別では、新築マンション以外では「中古マンション」が45.9%(同0.5ポイント減)と最多に。03年以来に除々に増加してきたが、今回はほぼ横ばいとなった。

購入物件を所在地別にみると、埼玉県では「新築一戸建て」の検討率(30.8%)が全体に比べ高かった。ライフステージ別にみると、シングル女性世帯は「中古マンション」(56.1%)の検討率が全体に比べて高く、5割を超え、子供あり世帯では「新築一戸建て」(30.6%)の検討率が全体に比べて高かった。

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