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「不動産」の景気動向指数、やや悪化/TDB調査

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(株)帝国データバンク(TDB)は3日、2016年1月の「TDB景気動向調査(全国)」の結果を発表した。調査対象は2万3,228社、有効回答は1万519社。

同月の景気動向指数(景気DI:0〜100、50が判断の分かれ目)は、43.5(前月比1.2ポイント減)と2ヵ月連続で悪化した。年初から日経平均株価が大幅に下落している上、中国の景気減速や設備投資の伸び悩みも重なったことが要因。国内景気は、生産活動の停滞に天候不順も加わり悪化している。今後は、生産や消費に下振れ懸念があり弱含みで推移すると予想する。

企業規模別では、「大企業」47.1(同0.8ポイント減)、「中小企業」42.5(同1.3ポイント減)、「小規模企業」41.8(同1.5ポイント減)。

業界別では、「不動産」が47.1(同1.3ポイント減)とやや悪化。「建設」も47.9(同1.4ポイント減)と悪化した。「不動産」の景況感の先行きについては、「新しく建設されるオフィスビルがないため、仲介する物件があまりない」「不動産取引は転換点にきている」などの声が挙がっている。

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