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15年の首都圏マンション供給量9.9%減と2年連続で減少/不経研調査

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(株)不動産経済研究所は19日、2015年(1〜12月)の「首都圏マンション市場動向」を発表した。

同年の首都圏マンションの新規供給戸数は4万449戸(前年比9.9%減)と2年連続で減少した。地域別では、東京都区部1万8,472戸(同11.1%減)、都下5,427戸(同22.6%増)、神奈川県7,964戸(同21.3%減)、埼玉県4,415戸(同1.3%減)、千葉県4,171戸(同18.5%減)と都下を除くエリアで減少した。

1戸当たりの平均価格は5,518万円(同9.1%増)と3年連続の上昇。地域別では、東京都区部6,732万円(同12.3%増)、都下4,564万円(同3.4%減)、神奈川県4,953万円(同13.0%増)、埼玉県4,146万円(同5.5%増)、千葉県3,910万円(同0.8%増)と都下を除くエリアで上昇した。
1平方メートル当たりの平均単価は77万9000円(同9.6%増)となり3年連続の上昇。

初月契約率は月間平均74.5%(同0.6ポイント減)と下落。

16年の供給は4万3,000戸(同6.3%増)と3年ぶりの増加を見込んでいる。

なお、15年12月の首都圏マンション発売戸数は6,189戸(前年同月比34.1%減)。地域別では東京都区部が2,895戸と全体の46.8%を占めた。月間契約率は64.8%(同5.1ポイント減)となった。
1戸当たりの平均価格は5,457万円(同8.7%増)、1平方メートル単価76万2,000円(同7.3%増)。

即日完売物件は100戸で、フラット35登録物件戸数は5,973戸(全体の96.5%)だった。販売在庫数は6,431戸(同389戸増)。

16年1月の販売戸数は1,500戸の見込み。

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