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首都圏の分譲マンション賃料、東京都で3ヵ月連続の上昇/東京カンテイ調査

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(株)東京カンテイは17日、2015年8月の三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

同月の首都圏分譲マンション賃料は、平均で2,590円(前月比変化なし)と横ばいを継続した。都道府県別では、東京都が3,177円(同1.0%上昇)と3ヵ月連続の上昇に。千葉県でも1,525円(同1.3%上昇)と強含んだ。一方、平均築年数がやや進んだ影響から、神奈川県は2,024円(同1.1%下落)、埼玉県は1,581円(同0.8%下落)と下落。直近1年間において賃料水準が高まった東京都に対し、周辺3県ではおおむね安定的な推移を示している。

近畿圏は、主要エリアで引き続き大きく下落したため、1,760円(同1.5%下落)と3ヵ月連続で下落。直近1年間で最も低い賃料水準となった。大阪府は1,851円(同1.9%下落)と、4月以降下落傾向で推移。兵庫県でも1,625円(同1.2%下落)と今年最低値(1,633円)を下回った。

中部圏は1,554円(同1.6%下落)、愛知県でも1,574円(同1.8%下落)と6ヵ月ぶりに1,600円を割り込んだ。

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