(株)不動産経済研究所は18日、2015年7月度の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の販売は4,785戸(前年同月比13.3%増)。大型の新規発売で7ヵ月ぶりに増加した。月間契約率は83.7%(同増減なし)。1戸当たりの平均価格は5,953万円(同7.6%上昇)、1平方メートル当たり単価は85万円(同10.2%上昇)だった。
即日完売物件は「プレミスト九段」(東京都千代田区、47戸、平均2.6倍、最高8倍)など8物件1,123戸。20階以上の高層物件は14物件1,722戸(同12.3%増)、契約率92.3%(同1.2ポイント下落)。月末時点の販売在庫数は4,984戸で、前月末から48戸増えた。
なお、8月の販売戸数は2,500戸を見込む。