国土交通省は30日、2015年3月の建築着工統計を公表した。
同月の新設住宅着工戸数は6万9,887戸(前年同月比0.7%増)となり、13ヵ月ぶりに増加に転じた。新設住宅着工床面積は579万1,000平方メートル(同2.1%減)で、14ヵ月連続の減少。季節調整済年率換算値は92万戸となった。
利用関係別では、持家が2万1,352戸(同1.4%減)と、14ヵ月連続の減少。また分譲住宅は1万7,560戸(同4.9%減)で、2月の増加から再び減少に。うちマンションは、7,575戸(同8.6%減)と再び減少、一戸建住宅も9,887戸(同1.6%減)と11ヵ月連続の減少となった。
一方で、貸家は3万243戸(同4.6%増)と9ヵ月ぶりに増加し、全体の増加に貢献した。