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横浜市青葉区で次世代郊外まちづくり「リ−ディング・プロジェクト」始動/横浜市、東急電鉄

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横浜市と東京急行電鉄(株)は26日、「リ−ディング・プロジェクト(2015)」を策定し、モデル地区内の青葉区美しが丘1丁目において、「コミュニティ・リビング」の実現に向けたモデルプロジェクト第1号案件へ着手すると発表した。

コミュニティ・リビングとは、郊外住宅地の歩いて暮らせる生活圏の中で、暮らしの基盤となる住まいや住民の交流、医療、介護、保育や子育て支援、教育、環境、エネルギー、交通・移動、防災さらには就労といったさまざまなまちの機能を、密接に結合させていく考え方。

両者は、12年4月に締結した「次世代郊外まちづくり」の推進に関する協定に基づき、産・学・官・民が連携してまちづくりに取り組んでいくためのビジョン「次世代郊外まちづくり基本構想2013」を13年6月に発表。この実行計画である「リーディング・プロジェクト(2013・2014)」を策定し、これまでモデル地区(東急田園都市線たまプラーザ駅北側地区)を中心にさまざまな取り組みを進めてきた。
今回、リーディング・プロジェクト(2014)を継続・拡充し、さらなる具体的な取り組みを推進していくもの。

同プロジェクトでは、基本構想に基づく(1)地域のエリアマネジメントに向けた仕組みづくり、(2)地域のエネルギーマネジメントに向けた仕組みづくり、(3)まちぐるみの保育・子育てネットワークづくり、(4)地域包括ケアシステム「あおばモデル」パイロット・プロジェクト、(5)住宅団地・社宅等の再生と商店街と連携したまちの賑わいづくり、(6)公的資源の新たな活用の仕組みづくり〜健康・移動・教育・防災等の推進〜、の6つの実行計画を掲げている。

「コミュニティ・リビング」の取り組みについては、東急田園都市線「たまプラーザ」駅から至近の距離である、青葉区美しが丘1丁目の企業社宅跡地を計画地とし、「老朽化した住宅地の更新と再生」「次世代郊外まちづくりの先導的役割を果たす地域利便施設の誘致」「安全で快適な歩行者ネットワークの形成」「みどり豊かな居住環境の維持・再生」「質の高い『都市型次世代郊外住宅』の整備」などを推進していくとした。

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