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東京・日比谷の大規模再開発プロジェクトが着工/三井不動産

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「(仮称)新日比谷プロジェクト」完成イメージ

三井不動産(株)は1月28日、再開発計画「(仮称)新日比谷プロジェクト」(東京都千代田区)に着工し、このほど起工式を執り行なったと発表した。

同プロジェクトは、周辺エリアを含めた「国際ビジネス・芸術文化都心『日比谷』の街づくり」の中核を担うもので、国家戦略特別区域として認定を受けている。

東京メトロおよび都営地下鉄三田線「日比谷」駅に直結する他、7路線3駅の利用が可能な立地。「三信ビルディング」(東京都千代田区、1930年竣工)および「日比谷ビルディング」(東京都千代田区、1960年竣工)の跡地において、オフィス・商業施設等で構成する大規模複合施設を開発する。建物は、敷地面積約1万700平方メートル、延床面積約18万9,000平方メートル。地上35階地下4階塔屋1階建て。

日比谷公園との緑の連続性や眺望を活かしたランドスケープや施設計画とする。外装は高層部においては、明治期の鹿鳴館をはじめ、国際交流や西洋文化の先駆けとしての歴史を踏まえ“DANCING TOWER”をデザインコンセプトとし、低層部は三信ビルディングをモチーフにしたデザインを採用。ロンドンを拠点とする建築事務所「ホプキンス アーキテクツ」を起用する。

また、建物の4階には11スクリーン、約2,300席のシネマコンプレックスに加え、隣接する東京宝塚ビル内のスカラ座・みゆき座(約800席)との一体運営により、全体で13スクリーン、約3,000席の「(仮称)TOHOシネマ日比谷」を新設する他、国際的なエンターテインメントイベント等を誘致することで、日比谷エリア全体の価値向上、賑わいを創出していく。

竣工は2018年1月末の予定。

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