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関西圏新築マンション契約者、平均購入価格は過去最高の3,510万円/リクルート住まいカンパニー調査

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(株)リクルート住まいカンパニーはこのほど、「2014年関西圏新築マンション契約者動向調査」結果を発表した。14年1〜12月の関西圏(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県)新築分譲マンション購入契約者を対象に、調査票を送付。1,088件を集計した。

契約世帯主の属性については、「30〜34歳」が26.9%でトップ。「35〜39歳」(23.4%)、「40歳代」(20.2%)と続いた。平均年齢は38.5歳で、13年からほぼ横ばいの結果となった。契約者のライフステージでは、「子供あり世帯」が43.4%、「夫婦のみ世帯」が30.0%、「シングル世帯」が14.1%。「子供あり世帯」の割合は08年以降ほぼ横ばいで推移していたが、今回は3ポイント増となった。

平均購入価格は、「3,500万〜4,000万円未満」が27.5%で最も多く、「3,000万〜3,500万円未満」(22.7%)、「2,500万〜3,000万円未満」(21.0%)と続いた。平均購入価格は3,510万円で、01年の調査開始以来の最高額となった。

購入理由については、「子供や家族のため」が40.8%で最も多く、「現在の住居費が高くてもったいないから」(30.4%)、「もっと広い家に住みたかったから」(21.9%)と続いた。「子供や家族のため」は11年以降、4年連続で最も高く、13年から5ポイントの増加。一方、「金利が低く買い時だと思ったから」(18.8%)、「税制が有利だから」(8.5%)、「住宅価格が安くなったから」(4.9%)といった市況関連の理由は、09年に大幅増となったがその後減少に転じ、今回は09年以降で最も低くなった。

具体的に購入検討した住宅の種別をみると、新築マンション以外では「中古マンション」が47.2%と最も多く、08年以降4割台で推移しており、13年からは4ポイント増となった。

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