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14年の分譲マンション平均賃料、東京が牽引し2年連続で上昇/東京カンテイ調査

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(株)東京カンテイは15日、三大都市圏(主要都市別)の分譲マンション賃料の年別推移を発表した。

2014年の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たりの年間平均賃料は、2,585円(前年比1.9%上昇)。09年をピークに下落基調で推移していたが、13年を境に新築・築浅物件からの事例増や景況感の改善で上昇傾向に転じ、14年はさらに上昇率が拡大した。都県別では、東京都が3,061円(同2.5%上昇)と、4年ぶりに3,000円台を回復。一方、神奈川県は2,038円(同0.4%下落)、埼玉県は1,618円(同0.9%下落)、千葉県は1,535円(同0.2%上昇)とほぼ横ばい〜弱含んでおり、東京都との賃料水準の差が広まった。

近畿圏の平均賃料は1,828円(同1.0%上昇)、中部圏は1,560円(同1.4%上昇)といずれも上昇。13年は新築や築浅物件からの事例増加に伴い大幅に上昇していたが、14年は上昇傾向が鈍化した。

なお、14年12月の分譲マンション賃料は、首都圏が2,562円(前月比0.1%上昇)と小幅に上昇。都県別では、東京都が3,058円(同0.2%下落)と引き続き下落したが、神奈川県は2,004円(同0.1%上昇)、埼玉県は1,608円(同0.4%上昇)、千葉県は1,526円(同1.5%上昇)と、2ヵ月ぶりに上昇した。
近畿圏は1,769円(同1.5%下落)、中部圏は1,500円(同0.9%下落)と、いずれも3ヵ月連続の下落となった。

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