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福岡女子大とコラボしたリノベ住戸竣工/UR都市機構

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福岡女子大とのリノベーション住戸。広さと収納性を確保したロフトが特徴的

(独)都市再生機構九州支社(UR都市機構)は、公立大学法人福岡女子大学と進めてきた「香椎若葉団地」(福岡市東区、総戸数713戸)のリノベーション住戸を竣工した。

福岡の都心部から北へ約8kmに位置する同団地は築約35年経過し、老朽化や間取りの陳腐化が進んでいた。現代ニーズに合った団地へと再生するため、同団地の近隣にある福岡女子大学国際文理学部環境科学科の森田 健教授や学生と連携し、住戸のリノベーションを行なうことで、ミクストコミュニティを促進し、団地・地域の活性化を目指す取り組みを2014年4月に始動。7月まで福岡女子大学の学生からリノベーションプランの企画・立案を受け付けた。同リノベーションプランを基に、UR都市機構の若手職員と演習に参加した学生で議論を交わしてブラッシュアップを図り、実装に至った。
なお、両者は11月に少子化・高齢化などの諸課題に対応する取り組みを協働して実施し、健康福祉の増進、良好なコミュニティ形成など、地域の活性化に貢献することを目的として、連携協定を締結している。

リノベーション対象住戸の専有面積は60.35平方メートル、間取り3DKを1DKに変更。学生目線でより快適に、よりおしゃれに暮らすための工夫を随所に取り入れた。20〜30歳代の単身者やカップルをターゲットに、シックなデザインの内装材を選択。ダイニングの一部と和室2室をつなげ、フローリングに変更した。
機能性を上げるため収納等を新設。高さ1mのロフトでは、1.8m×2.8mの広さや十分な収納スペースを確保。ウォークインクローゼットには長さ2.5mのハンガーパイプを2本配備した。そのほか、フリーアレンジウォール、玄関収納、ワイドタイプの洗面化粧台等を導入している。

一般向けには1月17日から2月1日までの毎週土・日曜日に公開。2月7日には入居者募集を開始する。家賃は6万4,900円(別途共益費2,400円)。

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