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横浜国大とリスト・NENGOが産学協同プロジェクト。リノベで空き家問題解決・地域活性化へ

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リノベーションを実施する「コットンハウス」(1988年築、基本間取り1K、総住戸数24戸)

「ヒルトップマンション」(1971年築、基本間取り1DK、総住戸数16戸)

横浜国立大学と(株)NENGO、リスト(株)は共同で、賃貸集合住宅のリノベーションを通じて地域活性化を図るプロジェクトを始動した。

リノベーションにより空室物件の魅力を向上させると共に、その物件を基軸に地域活性化をうながし、エリア価値も向上させようというもの。

横浜国立大学大学院建築都市スクール(以下、Y-GSA)から8人(別に指導教員1人)、NENGO・リストからそれぞれ8人がプロジェクトに参加し、2つのチームを構成。横浜市保土ヶ谷区内の2件の単身向け集合賃貸住宅のリノベーションを、チームに分かれて実施する。
また、周辺地域の相互活性化に向けて、商店街との連携なども視野に進めていく。

Y-GSAは大学ならではの柔軟なアイディアと設計スキルを、NENGOは部材提供・工事施工を、リストは賃貸運営・管理などを提供する。またNENGOとリストは、地域活性化についてもスキルを供出していく。

入居者については、広く一般より募集し、多様なバックグラウンドや文化を持つ人々に入居を促す予定。なお入居にあたっては、プロジェクトメンバーが面接をする。

年内に各チームごとに2回のプレゼンテーションを実施。併せて入居者募集を開始する。15年1月よりリノベーション工事に取りかかる。2月に工事完了、3月に入居を開始する予定。

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