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睡眠不足は肥満になりやすい!? 空腹感が増加、エネルギーバランスに影響

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(OVO オーヴォより)

健康のためには早寝早起きを、とよくいうけれど、肥満防止にもしっかりと睡眠時間を確保することが重要らしい。花王と早稲田大学の共同研究グループは、睡眠時間の短縮が、食欲抑制ホルモンの減少や空腹感の増加などの食欲に影響し、肥満リスクを増加させるメカニズムを突き止めた。

研究では、決まった食事の生活をする中で、2週間の休止期間をはさんで、睡眠時間の異なる2つの試験条件をランダムな順番で行った。ひとつは睡眠時間7時間の生活を、もうひとつは睡眠時間がその半分の3.5時間の生活をそれぞれ3日間続けてもらい、3日目以降の48時間の代謝(エネルギー消費量、基質利用量、深部体温)などを測定した。その結果、睡眠時間の短縮は食欲抑制ホルモンであるPYYを減少させ、1時間ごとに測定した空腹感を増加させた。また、直腸の深部体温が低下し、日内リズムに影響することも分かったという。

疲れを回復させるだけではなく、健康な体を維持するためにも、睡眠時間はきちんと確保して毎日を過ごそう〜。

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