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「ママ」になるとインフルエンザにかかりやすくなる!? ママたちのインフルエンザ対策事情

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(OVO オーヴォより)

今年は早めにインフルエンザがはやり出しているみたい!?と思ったら、先日、厚生労働省が「流行期に入った」と発表。赤ちゃんや小さい子どもがいる家庭では、対策に慌てているママもいるのでは? 毎年この季節になると気になる「インフルエンザ対策」。ママたちの「インフルエンザ対策」事情を、女性の意識・実態を調査する「womediaLabo*(ウーメディア ラボ)」が調べた。子どもへの感染も気になるけれど、「自分自身も感染リスクがアップしている!」と感じているママたちが多いようだ。

調査は、妊娠中または小学生以下の子どもがいる20〜40代の既婚女性500人(子どもの年齢にあわせて均等割付)にインターネットを通じて実施。まず、インフルエンザの感染経験について聞いたところ、「これまでにインフルエンザに感染したことがある」ママは全体の71%。そのうち半数超(55%)が、「ママになってから」の感染経験があると答えている。「妊娠・出産前と比べて、インフルエンザに感染するリスクは高まったと思いますか?」と聞いたところ、61%が「そう思う」と回答。ママになって以降、インフルエンザにかかりやすくなったと感じる人が多く、その理由としては、「子どもが保育園・幼稚園に通い始め集団生活を経験するようになったので、ウイルスをもらってくる確率が上がっていると思う」、「出産してから、体力や免疫力が低下したように感じる」などの声が挙がった。ヒシヒシと我が身のことのように感じるママも多いのではないだろうか。

昨シーズン(2015〜2016年)のママたちのインフルエンザ感染率を調べたところ、13%と約8人に1人が感染。特に、子どもが4〜6歳のママはもっとも感染率が高く、約6人に1人だった。自分自身が感染しなくても、「昨シーズン、周囲でインフルエンザに感染した人はいますか?」という質問に対しては、52%が「いる」と回答。具体的な相手としては、「子ども」(51%)が最多で、以下、「子どもの友達」(41%)、「夫」(22%)、「自分のママ友」(20%)、「同じ職場の人」(20%)と続いた。いつどこからでも感染しうる環境であることがわかる。

では、みんなどんな対策を取っているの? 普段のインフルエンザ対策について聞いたところ(複数回答)、「手洗いをする」(88%)、「うがいをする」(76%)、「マスクをする」(66%)、 「予防接種を受ける」(47%)など、外側からの対策を挙げる人が多かった。「十分な睡眠をとる」(40%)、「乳酸菌を摂る(ヨーグルトなど)」(26%)と“内側”からの対策を挙げた人もいた。

調査に伴ってインタビューをした医学博士・総合内科専門医の小杉理恵医師からは、ママたちが挙げた対策のほかに、加湿器などで部屋の湿度を50%以上に保つことも推奨して

いる。また、予防接種の効果はその人が持つ免疫力によっても左右され、免疫力が強ければ抗体がしっかりと作られるという。小さな子どもにとってインフルエンザは、脳症など死に結びつくほど重症化することも。バランスのよい食事や十分な睡眠、規則正しい生活を意識して免疫力を高め、インフルエンザの季節を乗り切りたい。

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